昨今、小売り・飲食店などサービス業で人材不足がより深刻な問題になるなか、多店舗展開のチェーン店および中・大規模施設ならではの混雑緩和対策や基幹システムとの連携など、大手企業がDX化を進めるための課題が着目されています。
株式会社ネットスターズ(以下、ネットスターズ)は、こうした課題を解決するため、多店舗展開のチェーン店、中・大規模施設向けのセルフオーダーおよびキャッシュレス化支援サービス「StarPay-Order for エンタープライズ」をリリースしたことを発表しました。
同サービスは、一定以上の規模の店舗におけるセルフオーダーの早期導入および導入に伴うマーケティング支援まで可能としていることが特徴です。
チェーン店舗、中・大規模施設向けに特化したサービス
「StarPay-Order for エンタープライズ」は、ネットスターズが以前から運営している「StarPay-Order」の多店舗展開のチェーン店、中・大規模施設向けサービスです。キオスク端末を利用したセルフオーダー、来客者のスマホから注文するモバイルオーダーの機能を、業態ごとの店舗事情にあわせて最短三か月で手軽に導入できることが特徴です。
同サービスは、大規模飲食チェーン店やフードコート、インストア(店内調理)店舗などでの利用を想定しています。
「StarPay-Order for エンタープライズ」では、厨房やバック
...moreヤードで注文内容を確認するタブレットや、注文内容を印刷するプリンター、店内呼び出し用大型プロジェクターなどを提供。
チェーン店舗、中・大規模施設向けに特化したサービスラインナップで、支払いはQRコード決済・クレジットカード・電子マネーの各キャッシュレス決済以外に、現金(自動釣銭機)での支払いにも対応します。さらに企業独自のポイント・マネーにも対応し、利用中のPOSシステムや、スマホアプリと連携したサービス運用も可能です。
キオスク端末のカメラで顔認識
同サービスでは、提供するキオスク端末のカメラを通じて、顔認識を行い、性別・年齢層などのユーザー分析を通じたマーケティング支援機能も実装。
また、専任のサポートチームも編成されており、セルフオーダーオペレーションの円滑な構築と、注文データを活用したマーケティングの導入を支援します。
WeChat Payの決済アプリとして始動した「StarPay」
「StarPay」は、2015年に中国人旅行者向けQRコード決済「WeChat Pay」の決済用アプリとしてリリースされました。
以降、対応決済ブランドをインバウンド向けから国内在住者向けに拡大し、主要なQRコード決済をはじめとするキャッシュレスサービスを網羅したゲートウェイとして運営されています。ネットスターズでは現在、「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。
レジャー施設やスタジアムなどでも活用が広がりそうな「StarPay-Order for エンタープライズ」。DX化に課題を抱えている企業にとって、解決の一助となりそうです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000019526.html
株式会社ネットスターズ公式サイト: https://www.netstars.co.jp/
「StarPay-Order」サービスサイト:https://www.starpayorder.com/
(文・S.Inosita)
インフレによるコスト高が多くの企業の負担になっている昨今。経費の削減や業務効率の向上といった“社内環境”の改善は、各企業にとってこれまで以上に急務となっています。
株式会社ベクターは、2023年5月20日からテスト運用していた電子契約サービス「ベクターサイン」を6月上旬に正式サービスとしてリリースすることを発表しました。
同サービスは、印紙代や郵送費などのコストの削減や契約業務フローの簡略化、業務の効率化などに貢献するサービスです。なお2023年10月に導入予定の「インボイス制度」における、適格請求書の電子データ(電子インボイス)保存にも対応しています。
スタンダードのワンプランでフル機能が使える
「ベクターサイン」は、電子署名サービスの関連法令である「電子署名法」「電子文書法」「電子帳簿保存法」に準拠したサービス。スタンダードのワンプランで、料金プランで提供される機能に差がつくことはなく、ユーザー数は無制限、文書の送信100件分まで月額基本料金に含まれていることが特徴です。
電子契約において、契約者双方が時間も手間も削減するには、双方同一の電子署名サービスに加入する必要があります。しかし、電子署名サービスへの加入は、月額基本料が発生する上に別途、送信料金がかかってしまうため、気軽に加入することはできません。
「ベクターサイン」は、リーズナブルかつシンプルな価格設定が特徴で、「電子
...more署名サービスは高い」「料金プランが複雑」などの悩みを解決します。
強固なセキュリティーも実装
また、最高水準のセキュリティも魅力のひとつ。電子署名の認証局としてAATL(Adobe Approved Trust List)に認証を受けたグローバルサインを付与できるほか、長期署名(PAdES)更新や締結証明書のダウンロードにも対応。10年を超える保管でも署名は有効な状態に保たれます。
セキュリティ面も強固で、通信経路でのセキュリティを担保するために、一般的なSSLによる暗号化通信(https)や、ファイヤーウォールによる通信ポート制限に加え、不正な侵入を検知・防御するIDS/IPSや、Webアプリケーションへの不正なリクエストをブロックするWeb Application Firewallを設置し、サーバーへのアクセスを常時監視しています。
なお署名された文書ファイルは、万一、流出しても内容がわからないように暗号化された上で、複数個所のサーバーに保存されます。
このほか、各ステータス表示で、契約の状況を一目で確認できたり、検索用に、任意の情報を文書に付加したりすることも可能です。すべての文書は無期限で保存され、いつでも好きなときに閲覧可能です。今後さらなる機能の実装も予定されています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000073488.html
「ベクターサイン」公式サイト:https://v-sign.vector.co.jp/
(文・S.Inosita)
棚卸しを一瞬で完了させる、革命的なワイン在庫管理サービスが登場しました。着々と進む飲食業界のデジタル化に注目が集まります。
合同会社ワインスキャンは、革新的なワイン在庫管理DXサービス「ワインスキャン」を近日中に提供開始することを発表。同サービスは、独自開発のアプリを使ってワインの入出庫を簡単に管理し、棚卸しの手間を大幅に削減できるものです。
ワイン在庫管理の悩みを解決
従来のワイン在庫管理では、手作業で在庫を確認・記録するため時間がかかり、ミスも発生しやすいという課題がありました。そんな悩みを解決するべく、ソムリエと共同開発されたのが飲食店向けワイン在庫管理サービス「ワインスキャン」です。
アプリの使いやすさにこだわり
ワインスキャンは、アプリを通じてワインの入出庫を簡単に管理します。在庫情報もリアルタイムで更新されるため、棚卸しもボタンひとつで完了。ワインの在庫管理作業がシンプルで効率的になります。
充実のサポート体制
同サービスでは、導入からシステムメンテナンスまで、一貫してサポート。まるごとお任せできるので、導入者にとって負担が少ないことも魅力です。
現在、アプリのβ版を用意しており、体験を通じてサービスの効果を実感することができます。ワイン在庫管理の悩みから解放されることで、飲食店オーナーやソムリエがより専門的な業務やサービス向上に注力できるようになることも期待されます。
...more
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118758.html
公式WEBページ:https://www.winescan.co.jp/
(文・zio)
ウエディング業界では「競合に負けて、結婚式場への来館が減ってしまった」「情報収集に時間がかかり、分析時間が取れない」「版権チェックの精度が低く、時間がかかる」といった課題があるといいます。
そこで株式会社ウエディングパークは、ウエディング業界特化型のマーケット分析・集客業務AIツール「AI Patroller」を開発しました。
情報収集やルーティン作業を自動化
「AI Patroller」は、ウエディング業界で働く人を利用対象として想定したツールです。情報収集やルーティン作業を自動化することで、ウエディング企業の担当者が考察・分析に集中することをサポートします。
同サービスの画像パトロール機能では、画像の差し替え漏れを画像認識AIによって自動でチェックすることが可能。また、コンテンツログ機能では、フェアやプラン情報ページのキャプチャを自動保存して一覧で管理できます。
AIによって指定したWebページのキャプチャを自動保存して変更点を可視化する、ページログ機能も備えています(現在はβ版)。
利用企業からのフィードバックを基に実装
「コンテンツログで自動保存したデータを活用し、施策につなげたい」という、「AI Patroller」利用企業からのフィードバックをもとに、今回コメント機能が実装されました。
同機能は、コンテンツログで自動保存されたフェアの日付やプランのカテゴリごとにコメント
...moreを残せるというもの。コメントは、スレッドごとの一覧でも確認可能です。
タスク管理や担当者同士のコミュニケーション円滑化のほか、マーケティング業務の効率化にも活用できます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000019494.html
公式サイト:https://www.weddingpark.co.jp
(文・S.Inosita)
世界中の地方自治体は、けがをした野生鳥獣や街灯の破損、倒木や水漏れなど、日々さまざまな問題への対処に努めています。しかしながら、居場所を明確に伝えることが困難な地域で問題が発生した場合、その場所を特定する作業に膨大な時間をかけています。
このような問題を背景に、北海道・恵庭市では、「what3words(ワットスリーワーズ)」を試験導入しました。「what3words」はwhat3words Limited.(本社:イギリス・ロンドン、共同創立者兼CEO:クリス・シェルドリック)が提供する位置情報技術。同社によれば、「what3words」を日本の地方自治体で導入するのは今回が初めてとのことです。
同技術の採用により、問題が発生している位置をたった3つの単語で正確に特定できるようになり、住民の報告プロセスの改善が期待できるといいます。
あらゆる位置をピンポイント伝達
「what3words」は、非常に正確な位置情報を他のユーザーと共有できます。世界を3メートル四方に分割し、それぞれのマス目に3つのランダムな単語の固有の組み合わせによる「what3wordsアドレス」を付与して動作する仕組みで、配車アプリやeコマースのチェックアウトなどでの使用を想定しています。
アドレスは、建物の入り口、ゴミ箱、道路のくぼみの位置、さらに公園やビーチの待ち合わせ場所など、あらゆる場所に割り当てられ、
...moreこれらを活用することで各ロケーションの説明やナビ表示を容易に行えます。
たとえば「///ちいき。ぎんだら。びしょう」という3つのワードの場合、恵庭市の観光スポット「はなふる」内散策路のある特定の地点を表しているとのこと。
what3wordsの導入は日本各地で急速に進められており、レストランやホテルでは、what3wordsアドレスを掲載して利用客がその場所を簡単に見つけられるようになっています。
また同サービスは音声入力用に最適化されており、エラー防止機能が組み込まれているので、入力ミスを即座に特定して修正します。さらに昨年末には、株式会社SUBARUが同社の新型クロストレックにおいてwhat3wordsの日本語音声入力を実現しました。
今回恵庭市では、市民の報告プロセスを改善し、地域の景観を維持するために「what3words」を導入。同技術を使用して市民から各種報告が行われることで、市の担当者が現場の正確な位置を特定できるようになります。
日本における普及拡大に大きな可能性
what3wordsの日本ビジネス開発担当の岩井新氏は、「what3wordsは、今日の生活や明日のテクノロジーに必要とされる優れた精度をもたらしており、日本における普及拡大に大きな可能性を感じています。恵庭市との協力によって、市民が地域の問題発生現場の正確な位置を簡単に報告でき、市の担当者が一時も早く現場の位置を特定して対処できるようになることを誇りに思います」と述べています。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000089785.html
公式サイト:https://what3words.com/
(文・S.Inosita)