記事のポイント
ダイレクトセールス広告は安定した主要収益源で、出版社の7割超が今後大きく注力すると答えており、依然として強い存在感を持っている。
プログラマティック広告やサブスクリプションは収益貢献が低下し、強化の意欲も後退するなど、市場の逆風が出版社の姿勢に影響している。
ブランドコンテンツやイベントなど「高収益層」の伸びは見られる一方、全体としては収益源の広がりが停滞し、構造転換の難しさが浮き彫りになっている。
出版社各社は第3四半期の決算を終え、新しい年に向けて備えを進めている。つまり現在収益を生み出している源泉と、2026年に成長を図るべき分野を整理するタイミングに来ているということだ。
シニアメディアレポーターのサラ・グアリオーネ氏が12月に報じたところによると、多くの出版社はデジタル広告収益の成長を見せている一方、プログラマティック広告市場は引き続き苦戦している。
ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)やUSAトゥデイ(USA Today)、ジフ・デイビス(Ziff Davis)などは動画への再投資を計画しており、ピープル・インク(People Inc.)やニューズ・コープ(News Corp)などはAIライセンス契約を通じてプラットフォームからの収益拡大を模索している。
同時に、Digiday+リサーチはQ3に約40名の出版社...more関係者を対象に調査を実施した。以下は、各収益源について彼らが語った内容である。
もっとも強い収益源:ダイレクトセールス広告
調査結果は、デジタル広告に関するQ3の各社決算を反映するものだった。ダイレクトセールス広告は依然として出版社の主要な収益源であり、2025年Q3の時点で95%が「少なくともごく一部の収益」をダイレクトセールス広告から得ていると回答し、56%が「多い」または「非常に多い」割合の収益をこの分野から得ていると回答した。
Digidayの調査データによると、これらの割合は過去数年にわたり安定しており、今後6カ月間でどれだけこの分野を成長させようとしているかにも反映されている。調査に回答した出版社関係者全員が「少なくともごく小さくは」ダイレクトセールス広告に注力すると答え、約4分の3(72%)が「大きく」または「非常に大きく」注力すると回答した。
[▼会員登録をして続きを読む▼]
The post プログラマティック広告 後退の裏で、動画とイベントが存在感——出版社の収益地図はどう変わったか appeared first on DIGIDAY[日本版].