任命直後から政治資金問題が指摘されるような議員を閣僚に起用したり、人権侵犯の認定を受けた議員を党の役職に充てたりする。これでは適格性を見極めた人事とは言えず、政権発足2年を迎えた岸田文雄首相(自民党総裁)の任命権者としての見識が疑われよう。 岸田首相は先月、第2次内閣の再改造と党役員の改選を行った。昨年8月の内閣改造後には「政治とカネ」問題などを受けて4人の閣僚が辞任した。このため今回は政治不信を招かぬよう慎重な人選が首相には求められていたはずだ。
秘書への暴行を理由に自民党の高野光二郎議員(離党)が辞職したことに伴う参院徳島・高知選挙区補欠選挙(改選数1)が5日、告示される。自民新人と野党系無所属元職の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。9月の内閣改造後初の国政選挙で、次期衆院選の前哨戦と位置付けられる。投開票は、衆院長崎4区補選と同日の2
自民党の高橋はるみ女性局長は1日のNHK番組で、先の内閣改造で副大臣と政務官への女性議員の起用がゼロだったことに関し「適材適所の結果だ」と述べた。立憲民主党の辻元清...