「先行研究」とは?

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蛇紋岩は「非地震性すべり」を暗示 - 01月21日(水)14:00  共同通信PR

2026年1月21日 早稲田大学 東京大学 東京学芸大学 蛇紋岩は「非地震性すべり」を暗示 Slow地震と巨大地震の関係の解明に期待   詳細は早稲田大学HPをご覧ください。 【発表のポイント】 ●四国の別子・白髪山地域から採取された蛇紋岩※1を使って、地球内部のプレート境界での蛇紋岩の変形機構の解明を試みました。 ●蛇紋岩の主要構成鉱物であるアンチゴライト※2が粒界すべり※3と呼ばれる変形機構で変形していることを明らかにしました。これは、プレート境界で蛇紋岩の変形が、地震波をほとんど発生せず有感地震を伴わない「非地震性すべり」※4の挙動であることを示唆します。 ●近年、巨大地震との関連が期待されるSlow地震※5を物質科学的な側面からよく理解するために、本研究成果が貢献する可能性があります。   早稲田大学教育・総合科学学術院准教授 兼 東京大学大学院理学系研究科客員共同研究員(本論文執筆開始時:東京学芸大学教育学部講師、現在:同学部非常勤講師)の永冶 方敬(ながや たかよし)と、東京大学大学院理学系研究科教授のウォリス サイモンの研究グループは、沈み込み帯※6のプレート境界から上昇してきた蛇紋岩を解析し、蛇紋岩の主要な構成鉱物であるアンチゴライトが、その結晶粒子の形を大きく変えることなく、粒子の境界(粒界)ですべりながら回転することで、蛇紋岩全体が変...more
カテゴリー:プレスリリース

米価格の高騰を経験した子供は将来『低身長の肥満』になりやすい - 01月10日(土)12:00  ナゾロジー

私たちの生活は、気候変動、パンデミック、地域紛争といった世界的な出来事によって、常に予期せぬ影響を受けています。 特に近年は、これらの危機が複雑に重なり合い、食料の供給網が乱れ、食料価格が急騰するという問題が、世界中の家庭に重くのしかかっています。 最近の日本でも、主食である米価格の急騰が大きな問題となっていますが、食料品、特に主食の値段が上がると、日々の食卓から何を減らし、何を諦めるべきか、誰もが頭を悩ませます。 こうした経済危機に伴う食料価格の高騰は、特に成長期の子供たちの健康に大きな影響を与える可能性があります。 そこで、ドイツのボン大学(University of Bonn)開発研究センター(ZEF)の研究チームが、過去の大規模な経済危機を事例として、それが子供に与えた影響について分析を行いました。 彼らが着目したのは、1990年代後半に東南アジア諸国を襲った「アジア通貨危機」です。 当時、特にインドネシアでは通貨が急落し、主食であるコメの価格が地域によっては一時的に2倍以上に高騰するという事態が発生しました。 研究チームは、この危機によって幼少期に食料価格高騰の打撃を受けた子供たちが、成人後にどのような健康状態にあるかを約17年間にわたって追跡調査しました。 その結果、コメ価格の高騰という経済的ショックに晒された子供たちは、成人後も身長が伸びにくくなり、さらに大人になって...more
カテゴリー:科学/工業

謙虚な人は「感情面で優位」、脳スキャンで判明 - 01月07日(水)06:30  ナゾロジー

誰しも、人から否定されたり拒絶されたりすると、少なからずストレスを感じるものです。 逆に、認められたり好意を示されたりすれば、自然と気分は高まります。 こうした「他人からの評価」は、私たちの感情や行動に強い影響を与えています。 中国の北京大学(Peking University)の研究チームは、この社会的評価に対する反応の仕方が、「謙虚さ」という性格特性によって大きく異なることを、脳スキャンによって明らかにしました。 謙虚な人は、拒絶に動揺しにくい一方で、他人から好意を向けられたときのうれしさは、きちんと感じているというのです。 この研究成果は、2025年10月29日付の『Human Brain Mapping』に掲載されました。 目次 謙虚な人は感情に振り回されにくいと判明謙虚な人の脳は、拒絶で過剰に傷つかず、好意を素直に喜べる 謙虚な人は感情に振り回されにくいと判明 この研究の背景には、心理学でよく知られた「自己高揚(Self-enhancement)」という性質があります。 これは自分をより肯定的に捉えて、自尊心や自己肯定感を高めようとする傾向のことです。 確かに、人は基本的に、「自分をよく見せたい」「肯定的に評価されたい」という動機を持っています。 そのため、好意的に見られたり認められたりすると快感を覚えますが、否定的な評価や拒絶には強いストレスを感じがちです。 この...more
カテゴリー:科学/工業

地球でいちばん「詰んだ魚」、DNAの変異速度まで限界仕様だった - 01月13日(火)18:30  ナゾロジー

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校(UCB)で行われた研究によって、ネバダ砂漠の岩の割れ目に開いた小さな水たまりだけに棲む絶滅危惧魚デビルズホール・ププフィッシュが、見た目のかわいさに反して“遺伝的にはほぼ詰んでいる”ことが改めて数字で示されました。 世界でもトップクラスに生息域が狭く、個体数は多くて数百匹、少ない年には30匹台まで落ちたこともあるこの魚は、ゲノム(全遺伝情報)の約6割がほぼコピペ状態という極端な近親交配集団で、そのうえDNAの「コピーミス」(突然変異)の起こる速さが普通の魚より約3〜4割も速いペースで進んでいたことがわかったのです。 変異を起こしているものの中には、DNA修復にかかわるとみられる遺伝子の変化も含まれています。 生息環境、遺伝的多様性、DNA修復能力、個体数、あらゆる部分で詰んでいるというわけです。 それでも不思議なことに、この魚は完全には絶滅していません。 なぜこんなに“ボロボロの設計図”を抱えたまま、集団として存続できているのでしょうか? 研究内容の詳細は2026年1月11日に『bioRxiv』にて発表されました。 目次 砂漠の小さな水たまりで始まる「地獄モード」生活世界で一番「詰んだ魚」の意外なしぶとさ「アウトな遺伝子を足切りしながら」続く進化の綱渡り 砂漠の小さな水たまりで始まる「地獄モード」生活 砂漠の小さな水たまりで始ま...more
カテゴリー:科学/工業

北海道太平洋沿岸地域で繰り返してきた多様な津波 - 01月07日(水)14:00  共同通信PR

ポイント ・ 津波堆積物の調査および津波の浸水シミュレーションから、17世紀と13~14世紀に千島海溝南部で発生した2つの超巨大地震の震源特性を推定 ・ 2つの超巨大地震では破壊領域・すべり量が異なり、千島海溝では同じ地震が繰り返しているわけではない ・ 津波を伴う過去の超巨大地震の多様性を理解し想定することで、今後の防災の高度化につながると期待     概 要  国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)活断層・火山研究部門 伊尾木 圭衣 主任研究員、澤井 祐紀 研究グループ長らと、国立大学法人弘前大学大学院理工学研究科 岡田 里奈 助教は共同で、津波堆積物の調査および津波の浸水シミュレーションによって、北海道沖で17世紀と13~14世紀に発生した超巨大地震の破壊領域とすべり量を推定しました。   北海道沖の千島海溝南部では、十勝沖や根室沖におけるマグニチュード8クラスの地震が繰り返し発生しているほか、これらが連動して起こる超巨大地震も繰り返し発生してきました。後者のような超巨大地震の痕跡は、津波堆積物として北海道の太平洋沿岸地域に広く残されています。直近では17世紀、その前には13~14世紀に超巨大地震があったことが示されていますが、津波堆積物の分布からこれら2つの地震は異なるタイプであった可能性があります。しかしながら、13~1...more
カテゴリー:プレスリリース

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