全国各地で甲子園に向けた地方大会の幕が上がり始めている。激戦区・京都で優勝候補の一角、龍谷大平安高の監督に今年から就任したのが川口知哉だ。かつては同校の大エースとして甲子園で準優勝。その後は4球団競合の末にオリックスへとドラ1入団したものの、プロでは1勝も挙げることなく現役を引退した。野球界での栄光も挫折も知る苦労人は、なぜ高校野球の世界へと戻ってきたのか。その胸の内を本人に聞いた。
全国各地で甲子園に向けた地方大会の幕が上がり始めている。激戦区・京都で優勝候補の一角、龍谷大平安高の監督に今年から就任したのが川口知哉だ。かつては同校の大エースとして甲子園で準優勝。その後は4球団競合の末にオリックスへとドラ1入団したものの、プロでは1勝も挙げることなく現役を引退した。野球界での栄光も挫折も知る苦労人は、なぜ高校野球の世界へと戻ってきたのか。その胸の内を本人に聞いた。
高校野球で古豪復活を期し、14年ぶりの夏の甲子園出場を目指す東洋大姫路(兵庫)は新チーム発足以降、公式戦で「近畿無敗」(20勝0敗)のまま夏を迎えた。 優勝候補に挙げられたセンバツ大会はトラブル続きで本領を発揮できず、2回戦で姿を消した。その後、「エース」が台頭、昨秋の快進撃の立役者も復帰。“聖
全国各地で甲子園に向けた地方大会の幕が上がり始めている。激戦区・京都でも連日、熱い戦いが繰り広げられている。その優勝候補の一角、立命館宇治高校の「4番・捕手」を務めるキャプテンは、昨年ある病に蝕まれ、一度は「野球ができなくなる」とまで言われていた。逆境を跳ね返して、最後の夏に臨む選手に話を聞いた。
今季、急成長中の21歳は、レースを終えると「やっと終わった!」と大きく息をついた。7月5日に行われた陸上・日本選手権の女子400m決勝。自身初出場となった大舞台を終えた日体大3年のフロレス・アリエは、いつもと変わらない天真爛漫さでミックスゾーンに現れた。自己ベストから遅れること、約1.5秒。「優勝候補の大本命」と言われながらの3位という結果は、傍から見れば不完全燃焼にも見える。だが、意外にも本人はあっけらかんとしていた。