2025年3月16日
Apple Japan, Inc.
Beatsキャンペーンフィルム「Listen to Your Heart」日本版で 菅田将暉がナレーションを担当 大谷翔平、レブロン・ジェームズ、リオネル・メッシとのコラボレーションが実現
Beatsの新型モデルのワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 2」の発売を記念したキャンペーン「Listen to Your Heart」で、俳優の菅田将暉さんがナレーションを担当したキャンペーンフィルム日本版を公開しました。2月11日(火)の公開以来、大谷翔平選手が、リオネル・メッシ選手やレブロン・ジェームズ選手と共演したこのフィルムは世界中で大きな話題を呼んでいます。
このキャンペーンフィルムは、本日3月16日(日)に開催された「Tokyo Series」プレシーズンゲーム、阪神タイガース vs ロサンゼルス・ドジャース戦のTV放送中に放映されました。
Powerbeats Pro 2は、ジェットブラック、クイックサンド、ハイパーパープル、エレクトリックオレンジの全4色展開で、価格は39,800円(税込)です。 apple.com/jp/store やApple Store直営店で販売しています。Powerbeats Pro 2やListen to Your
...more Heartキャンペーンの詳細は、こちらのプレスリリースをご覧ください。また、キャンペーン日本版は、こちらからご覧いただけます。
Beatsについて
Beatsは、2006年にDr. Dre(ドクター・ドレ―)とJimmy Iovine(ジミー・アイオヴィン)によって設立された、時代をリードするオーディオブランドです。プレミアムなヘッドフォン、イヤフォン、スピーカーを通して、サウンドエンターテインメントの新たな可能性を切り開いてきました。これからもレコーディングスタジオの情熱とエネルギー、心を揺さぶるサウンドをミュージックラヴァーへお届けします。Beatsは、2014年7月にAppleファミリーの一員となりました。
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自分率100%の英雄物語を作りましょう。
米国のノースカロライナ大学(UNC)で行われた研究によれば、自分の人生を英雄の物語に落とし込むプロトコル(手順)が開発されました。
研究では、自分の人生を英雄物語に組み込んで再解釈することで、被験者たちは課題に立ち向かう姿勢が強化されると同時に、人生に意味を感じるようになり、より深い幸福度につながることが判明しました。
さらに人生の再解釈は脳機能にも重大な影響を引き起こし、一見してランダムに見えるように細工された文字列から、隠された単語や文章を探し出す能力が有意に高くなるなど、認知機能の強化と思える現象がみられました。
英雄の物語にはいったいどんな秘密が隠されているのでしょうか?
今回はまず英雄の物語の構造が特定のテンプレートに従っていることを解説し、次ページではテンプレートが好まれる理由について説明します。
そして最後のページでは英雄の物語が持つテンプレートを私たちの人生に当てはめる効果について紹介したいと思います。
この研究は2023年10月に『Journal of Personality and Social Psychology』にて「自分の人生の物語を英雄の旅として見ると、人生の意味が高まる(Seeing your life story as a Hero’s Journey increases meaning in
...more life)」とのタイトルで掲載されました。
目次
物語は数千年間も同じテンプレを使いまわしている数千年もテンプレが使いまわされている理由自分の人生を英雄の旅に置き換える
物語は数千年間も同じテンプレを使いまわしている
古代神話から現在のヒット作まで英雄の物語は変らない
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
人類の物語は、古代の神話から現代の大ヒット映画に至るまで、一つの普遍的なパターンを辿っています。
このパターンは「英雄の旅」と呼ばれ、1949年に神話学者ジョセフ・キャンベルの著書『千の顔を持つ英雄』によって初めて広く紹介されました。
この「英雄の旅」とは具体的にはどのようなものなのでしょうか?
Credit:wikipedia
簡単に言うと、これは英雄が冒険に出て、試練を乗り越え、変化して帰ってくるという、物語の基本的な流れです。
このパターンは、世界中の多くの物語で見られ、それぞれの文化や時代によって異なる形で表現されてきましたが、根本的な構造は驚くほど似ています。
また2007年になるとヴォグラーによって、現在の物語にも広く適応できるように修正が行われたものが発表されました。
キャンベルの理論は、古代の『オデュッセイア』や『ギルガメシュ叙事詩』から、近年の『ハリー・ポッター』、『スター・ウォーズ』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに至るまで、幅広い物語に共通する基本的な構造を解き明かしています。
特にスターウォーズの監督として知られるジョージルーカスは、キャンベルの著書を読んで、スターウォーズの初稿がキャンベルの指摘したパターンと不気味なほど一致していることに驚いたと述べています。
しかし、なぜ数千年に渡り、人々は手垢にまみれた同じテンプレートを使い続けたのでしょうか?
理由は3つあると考えられます。
数千年もテンプレが使いまわされている理由
テンプレートは視聴者の共感を呼ぶ「最善手」
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
1つ目の理由は、キャンベルやヴォグラーが発見したテンプレートが、人類の心を揺さぶる「最善手」であった可能性です。
たとえば、出だしは「日常の世界」から始まることで、視聴者を主人公自身に投影しやすくなり、以降の感情的な共感を得る土台となります。
「日常の世界」以外の世界から語り始める場合、その世界について視聴者はイメージしにくくなり、主人公の境遇や暮らしぶりについての理解度、さらに心理的葛藤への共感が減少してしまいます。
もちろん「日常の世界」から描き始めることは必須ではありませんが「最善手」と言って良いでしょう。
以降の段階も主人公の変容と成長のプロセスを描き視聴者を物語に引き込むための最善手となっています。
認知的な負担を減らしてストーリーの理解を助ける
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
2つ目の理由は、テンプレを使った理解の加速です。
人間の脳は、新しい情報を処理する際にエネルギーを消費します。
予測可能なテンプレートを使いまわすことは、視聴者の認知的負担を軽減することに繋がります。
そのため視聴者たちは残りのエネルギーを物語の流れや登場人物の心情についての理解することに使えるようになり、結果的に視聴者に深い満足感をもたらすのに役立ちます。
またテンプレートに従うことは、作者の認知的負担をも減らし、オリジナル部分に労力を集中させることを可能にします。
人間は新しいものが嫌いでテンプレートが好き
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
3つ目の理由が、人類が新しいものよりもテンプレートを好む性質にあります。
人間の本能は、未知よりも既知を好み、安全で快適な環境を求めます。
予測可能な物語はこの本能に訴えかけ、視聴者に安心感で快適な時間を提供します。
一方新しい予測不可能な状況は不安やストレスを引き起こす可能性があり、斬新すぎる要素が多くなると、ストレスも増加し、やがては物語を捨ててしまいます。
SFやパニックホラー、日常系アニメなど好きな人は、同じジャンルの作品を見続けます。
このジャンル選好における偏りも、新しいものよりも慣れ親しんだものを選ぶ人間の性質の1つと言えるでしょう。
「なろう系」として知られるライトノベルやウェブ小説のジャンルは、しばしばテンプレート的な物語展開について批判されます。
しかし共感を呼ぶ最善手と認知的負担の軽減による読みやすさ、安心感のある展開を備えたテンプレートを周到することは、視聴者の需要と合致しています。
自分の人生を英雄の旅に置き換える
英雄の旅の要素が人生に多ければ多いほど幸せになる
Credit:Canva . ナゾロジー編集部
私たちの脳は、物語を通じて世界を理解し、自己のアイデンティティを形成するように進化してきました。
これは、何千年も前からホモ・サピエンスが火を囲んで挑戦や勝利の物語を語ってきた歴史に深く根ざしています。
これらの物語は、単なるエンターテインメント以上のものであり、私たちの脳が情報を整理し、経験を理解する手段として機能しています。
以前に行われた研究では、20代前半までに、ほとんどの人は自分たちがどのように今の自分になったのか、そして将来どこへ向かうのかを説明するなんらかの「物語」を構築していることが示されました。
研究者たちは、人間の脳が物語を受け入れやすく、物語に強く反応するように「配線されている」と指摘しています。
つまり、物語は情報を整理するだけでなく、自己のアイデンティティを形成し、経験を一貫したものにする重要な役割を担っているのです。
あるいは、物語は私たちが自分自身と周囲の世界を理解するための基本的なツールだとも言えるでしょう。
そこで今回研究者たちは、人々の自己認識に使われている物語と英雄の物語を比較してみることにしました。
ただキャンベルが発見した17段階やそれを修正したヴォグラーの12段階は、現実の人々にそのまま当てはめるには複雑すぎます。
そこで研究者たちはそれらを7要素「①主人公、②状況変化、③探求、④仲間、⑤挑戦、⑥個人の変化、⑦結果としての遺産」に圧縮しました。
Credit:Kevin House/Rogers et al., Journal of Personality and Social Psychology, 2023
次に研究者たちは、人々の人生の物語にどれほど「英雄の旅」が反映されているかを調べるために、「英雄の旅スケール (HJS)」という21項目からなるテストを開発しました。
このテストは、個々の人生物語が古典的な英雄の旅の要素とどれだけ一致しているかを測るためのものです。
そして1200人以上の人々から個々の人生物語を集め、この英雄の旅スケールを用いてそれらを分析しました。
結果、興味深い事実が明らかになりました。
人生の物語に英雄の旅の要素が多く含まれている人ほど、人生に意味を見出し、自分が良い人生を送っていると感じる傾向が高いことが分かりました。
また、このような人々はうつ病の症状が低いとも報告されています。
つまり、自己認識に使われる物語の中に「英雄の旅」の要素が多いほど、人々は自分の人生に...
去る3月10日にパリで開催された、ルイ·ヴィトン2025年秋冬ウィメンズ・ファッションショー。会場にはアンバサダーを務めるBLACKPINKのリサをはじめ、世界中から豪華ゲストが集結した。
世界中の海を活動範囲とするアメリカ海軍の艦船は、ひとたび任務で母港を出発すると数か月、長い場合は1年以上も帰還せずに航海を続けます。補給のために時々寄港することはありますが、ほとんどの期間、乗組員は
2025年3月14日
JAXA 第一宇宙技術部門
産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」(事務局:JAXA)は、「CONSEO気候変動シリーズ」を総括するステージ「CONSEOステージ2025 Spring」を3月25日(火)に泉ガーデンギャラリーで開催します。
2024年度、6回にわたり開催したCONSEO気候変動シリーズでは、気候変動の実態や適応策、衛星地球観測の役割について幅広く学んできました。「CONSEOステージ2025 Spring」では、ストックホルム水大賞を受賞された東京大学の沖 大幹教授 をお招きし、私たちの生活に欠かせない水資源と気候変動という観点で基調講演を行っていただきます。
加えて、ステージのパネルディスカッションでは、沖大幹教授に加えて、CONSEO気候変動シリーズの第3回「気候変動をギャル式※で考えるワークショップ 」でファシリテーターを務めたギャル式ブレスト事業部長 兼 kira☆meki ファンタスティック ディレクターハラミ氏およびMVG(Most Valuable Gal mind)賞を受賞した東京大学の古賀千絵氏、そして、第4回「気候変動の最新科学研究」で講演いただいた東京大学の江守正多教授の4名を迎えて、人類はこれからの気候変動に
...more どう立ち向かうべきかについて、多様な視点で議論します。
※合同会社CGOドットコムが提供するギャル式ブレスト®︎は、ギャルの直感的で忖度のないコミュニケーション方法をベースに、自由闊達な議論を行うことで、新しい意見やアイデアを引き出すプログラムです。
私たちの住む地球では、気候変動の影響が如実に感じられる事象が世界中で頻発しており、問題が複雑化しています。ぜひこの機会に、地球の今を知り、気候変動にどう立ち向かうかを一緒に考えませんか。
第3回「気候変動をギャル式で考えるワークショップ」の様子
第4回「気候変動の最新科学研究」の東京大学 江守正多教授の講演動画
CONSEOステージ2024 Spring トークイベントの様子
先着200名で申し込みを受け付けています。下記の応募サイトからお申し込みください。
■CONSEOステージ2025 Spring:
https://earth.jaxa.jp/conseo/news/20250210-2.html
■「CONSEOステージ2025 Spring」 プログラム
日時:2025年3月25日(火) 13:30 – 15:00
会場:泉ガーデンギャラリー(東京都港区六本木1-5-2、「六本木一丁目駅」北改札徒歩3分(南北線))
参加者:CONSEO会員、一般参加者
アジェンダ
1. CONSEO気候変動シリーズの報告:JAXA地球観測研究センター センター長 沖 理子 10分
2. 基調講演:東京大学 大学院工学系研究科 教授 沖 大幹氏 20分
3. 気候変動のこれから:対談 60分
パネリスト
・東京大学 大学院工学系研究科 教授 沖 大幹氏
・東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 江守 正多氏
・東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教 古賀 千絵氏
・CGO社 ハラミ氏
司会:JAXA地球観測研究センター 参事 杉田 尚子
■登壇者プロフィール
【司会進行】
杉田 尚子
JAXA地球観測研究センター 参事
専門は公共政策・国際関係論。科学技術と政策の接点を軸に宇宙分野での多様なステークホルダーのコミュニティ形成とその拡大に一貫して携わる。日本の宇宙政策の変遷をテーマに博士号(公共政策分析)取得。
JAXAでは、これまでに新規事業創出を手掛けた他、現在は地球観測衛星から得られるデータを誰もが使えることを目指し、ダッシュボードの開発とCONSEOの事務局を担当。
【登壇者】
沖 理子
JAXA地球観測研究センター センター長
専門は気象・気候学。博士論文のテーマが宇宙からの雨の観測だったことから当時の宇宙開発事業団(NASDA)入社。以来一貫して地球観測の研究に携わる。熱帯降雨観測衛星(TRMM)のデータ解析・検証研究や全球降水観測計画(GMP)主衛星の立ち上げなど、複数の日米共同プロジェクトに従事し、2024年に打ち上げが成功した日欧協力による雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE)の立ち上げに携わる。
沖 大幹氏
東京大学 大学院工学系研究科 教授
1964年東京生まれ、西宮育ち。1993年博士(工学、東京大学)、1994年気象予報士。1989年東京大学助手、1995年同講師、2001年総合地球環境学研究 所助教授等を経て2006年より生産技術研究所教授。2016年より21年まで国連大学上級副学長、国際連合事務次長補を兼務。2017年より総長特別参与、2020年より現職。専門は水文学(すいもんがく)で、地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書統括執筆責任者、国土審議会委員、水文・水資源学会会長ほかを務めた。書籍に『水の未来』(岩波新書)、『水危機ほんとうの話』(新潮選書)など。生態学琵琶湖賞、日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞、アメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)、2021年国際水文学賞Doogeメダル、2023年ヨーロッパ地球科学連合(EGU)John Dalton Medal受賞。2024年ストックホルム水大賞、紫綬褒章。日本学術会議第三部・部長、ローマクラブ正会員。
江守 正多氏
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に勤務。同研究所 気候変動リスク評価研究室長、地球システム領域 副領域長等を経て、2022年より現職。東京大学大学院 総合文化研究科で学生指導も行う。専門は気候科学。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」、監修に「最近、地球が暑くてクマってます。」等。記事やコメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。
古賀 千絵氏
東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教
千葉大学大学院医学薬学府先進予防医学共同専攻修了、博士(医学)。シャリテ医科大学(ベルリン)研究員、千葉大学予防医学センター特任研究員を得て現職。専門は社会疫学で、健康の社会的決定要因や暴力の社会的決定要因の解明を進めている。現在は、都市と健康、ウェルビーイング、暴力、ストレスとの関連について研究を展開している。
ハラミ氏
合同会社CGOドットコム ギャル式ブレスト事業部長 兼 kira☆meki ファンタスティック ディレクター
ギャルと参加者の架け橋として、ギャルマインドを活用したプログラムの設計/運営、ファシリテーターを務める。
小学生の時にギャルの存在に衝撃を受けて以来、ギャルカルチャーを追い続けている、生粋のギャルオタク。
好きな言葉は「じゃあお前ゼブラ柄のネイルやったことあんの?」(https://cgo-gal.com/)
■CONSEO Webサイト
https://earth.jaxa.jp/conseo/
■CONSEO(衛星地球観測コンソーシアム)について
CONSEOは、「地球まるごと、より良い未来へ。」とのビジョンの下、衛星地球観測分野でのイノベーションの創出、産業競争力の強化、科学的知見の獲得により、安心安全で持続可能な豊かな社会を実現することを目指し、産学...