2025年2月10日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区、ドイツ・ラウタに本社にもつPLSプログラマブルロジックアンドシステム社日本総代理店)は、2025年3月、ドイツ・ニュルンベルクで開催される「embedded world 2025」(ホール4、スタンド4-310)において、最新バージョン「UDE 2025」を発表します。本バージョンでは、複雑なマイクロコントローラーアプリケーションのデバッグやトレースベースの解析を容易にする新機能が多数搭載されています。◆ユーザーフレンドリーな新しいホームスクリーンUDE 2025は、新しい「Easy-to-work」ホームスクリーンを採用し、直感的な操作性を実現しました。プログラム起動後、ユーザーは直近のデバッガーワークスペースへ即座にアクセス可能となり、時間のソート機能も備えています。また、新規デバッガーセッションの作成もより迅速に行える設計となっています。◆実行シーケンスチャートの強化実行された関数やオペレーティングシステムタスクの時系列を可視化する「Execution Sequence Chart」がさらに最適化されました。トレースデータの大規模な記録を扱う際、特定の関数名を検索する機能が追加され、プログラムフローを時間軸に沿ってナビゲートする機能も強化されました。これにより、関数の呼び出しや戻りをキーボードショートカットで効
...more率的に追跡できます。◆トレースデータの同期解析UDE 2025では、「Execution Sequence Chart」「UDE Trace Window」「トレースデータから算出されたコールグラフ」の可視化が時間同期可能になりました。これにより、各ビュー間をスムーズに切り替えながら、アプリケーションのランタイム動作を効率的かつ包括的に解析できます。◆リアルタイムOSおよびAUTOSARソフトウェアの解析機能向上リアルタイムOSやAUTOSARソフトウェアのタイミング解析を行う際、UDE 2025は直感的なトレース記録機能を提供します。また、Vector社やINCHRON社のツールへのデータエクスポート機能が追加され、さらにGLIWA社のタイミング解析ツール「T1.timing」との統合も強化されました。UDE独自のデバッグ・テスト自動化APIを介した連携により、特に効率的で快適なワークフローを実現しています。◆リアルタイムOSの負荷解析機能の強化トレースデータを基に、CPU負荷を個々のタスクごとに統計的に測定できるようになり、リアルタイムアプリケーションの最適化の指標を素早く把握可能となりました。◆スクリプト機能の拡張従来のJavaScriptおよびVisual Basicに加え、現在広く普及しているPythonによるマクロプログラミングが可能となり、さらなる操作性の向上を実現しました。◆ハイエンドMCUへの対応強化UDE 2025は、以下の高性能マイクロコントローラーに対して強力なデバッグおよびトレース機能を提供します。・ Infineon社のAURIX TC4Dx(2024年末発売)・ Renesas社のRH850/U2Cファミリ・ NXP社のS32K31、S32K36、i.MX RT1180・ STMicroelectronics社のStellar SR6 G6ラインコントローラ・ 中国Tongxin Micro社のASIL-D認証THA6シリーズ(Arm Cortex-R52)(統合Bosch Generic Timer Module搭載)特にInfineon社のAURIX TC4xファミリー向けに、PPU(Parallel Processing Unit)のトレースサポートを拡張しました。これにより、Synopsys ARC-EVコアをベースとしたAIアプリケーション用アクセラレーターコアのプログラムフローをTriCoreメインコアと並行して観測可能です。また、Renesas社のRH850/U2B MCUでは、Bosch GTM(Generic Timer Module)のトレース記録が可能となり、GTMのシグナル処理や信号生成モジュールの動作をUDE上で可視化できます。◆UDE MemtoolのUI刷新オンチップフラッシュや外部フラッシュメモリのプログラミングツール「UDE(R) Memtool」のユーザーインターフェースが刷新されました。マニュアルプログラミングプロセスをステップごとにガイドすることで、従来よりも直感的な操作を実現しています。◆発売予定UDE 2025の正式な市場投入は2025年5月を予定しています。◆アテンド!ご興味がある日本のお客様は、当社へお問い合わせいただければ、PLSとの打ち合わせやデモの調整をさせていただきます。《関連製品》◆統合開発環境UDEhttps://www.positive-one.com/products/embedded-tool/pls_ude.html【PLSプログラマブルロジックアンドシステムとは】PLSプログラマブルロジックアンドシステムGmbH(PLS Programmierbare Logik & Systeme GmbH)は、ドイツ・ラウタに本社を持つ組み込み向け開発ツールのサプライヤーです。インフィニオンテクノロジーズ、STマイクロエレクトロニクス、NXPセミコンダクターズ、ルネサスなどのレガシーな半導体から最先端の半導体のためのソフトウェアデバッグソリューションおよび完全な開発ツールを提供します。ポジティブワン株式会社は、日本総販売元として、日本およびアジア市場への販売、サポートを行っております。【ポジティブワン株式会社について】社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22FURL http://www.positive-one.comSoM製品関係:https://www.chinchillasmart.comポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウエアや世界標準ISOなどに準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含んだハードウエアからソフトウエアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。【本件に関するお問い合わせ先】ポジティブワン株式会社メールアドレス:poc_sales@positive-one.comTEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301配信元企業:ポジティブワン株式会社プレスリリース詳細へドリームニューストップへ...
2025年1月31日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社(米国インディアナ州に本社が置くシンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)日本総代理店)は、NXP製マイクロコントローラ(MCU)向けに高性能なController Area Network(CAN)およびCAN-FDデバイスドライバおよびプロトコルスタックを提供しています。これらのドライバは、以下のNXP製品ファミリに対応しています。◆製品概要本製品は、Simma Software社が開発した高性能なCANおよびCAN-FDデバイスドライバであり、以下のNXPマイコンファミリに対応しています。・ LPCシリーズ: LPC11xx、LPC17xx、LPC21xx、LPC23xx・ SJAシリーズ: SJA1000・ HCSシリーズ: HCS08、HCS12、HCS12X・ MC68xxxシリーズ・ MCF5xxxシリーズ・ MPC5xxxシリーズ・ Kinetisシリーズ: Kinetis KxxController Area Network(CAN)およびCAN-FDデバイスドライバの提供を発表いたします。これらのデバイスドライバは、CANメッセージの送受信におけるシンプルなアプリケーションプログラムインターフェース(API)を提供し、CANペリフェラルとのインターフェースに関連する技術的な詳細や複
...more雑さを抽象化します。これにより、アプリケーションソフトウェアの簡素化、信頼性の向上、製品の市場投入までの時間短縮が可能となります。◆技術的なキーポイント・ ISO 11898準拠: 当社のデバイスドライバは、ISO11898規格に準拠、標準的なCAN通信プロトコルをサポート・ MISRA C準拠: 高い信頼性と保守性を確保するため、MISRA Cのコーディング準拠・ ANSI Cソースコード: デバイスドライバはANSI Cで記述されており、8ビット、16ビット、32ビット、64ビットのCPUで使用可能・ RTOSの有無に対応: リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)の有無に関わらず動作し、柔軟な統合が可能・ 複数ネットワークのサポート: 同時に複数のCANネットワークをサポートし、複雑なシステム構成にも対応◆採用事例Simma SoftwareのCANデバイスドライバは、過去15年間にわたり、自動車組み込みシステムに多数導入されてきました。当社のドライバは、複数のCANネットワークで同時に100%のバス利用率に耐え、他のドライバと比較して800%の高速性能を実現しています。これにより、主要な自動車メーカーや米国軍など、多岐にわたる顧客に信頼されています◆他社との比較CANデバイスドライバは、以下の点で他社製品と差別化されています。・ 高性能: ベンチマークテストにおいて、他の商用J1939ソフトウェアソリューションと比較して800%の効率向上を達成・ 広範なプロトコルサポート: J1939、ISO 15765、UDS、CANopen、NMEA 2000など、主要なCANプロトコルに対応・ 多様なマイクロコントローラのサポート: Microchip、NXP、Texas Instruments、STMicroelectronicsなど、40以上のマイクロコントローラに対応◆製品の問い合わせの際お問い合わせの際は、以下の情報をご提供いただけますと、より迅速かつ的確な対応が可能となります。1.ご利用予定のマイコン・ 具体的な製品名や型番をご記入ください。2.RTOSの使用状況・ 使用の有無、および使用予定の場合はRTOSの名称をご明記ください。3.開発中の製品情報・ 製品の名称、用途、特徴などをご記入ください。4.外部委託の有無・ 外部委託の予定がある場合は、委託先との資本関係や各社の役割分担についてお知らせください。5受託開発に関するご希望・ 評価ボードやカスタムボードの貸し出し、ソフトウェア環境の提供、開発スケジュールなど、特別なご要望がございましたらご記入ください。これらの情報を事前に共有いただくことで、スムーズなコミュニケーションとサービス提供が可能となります。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。スタック製品は、製品はソースコードライセンスで提供しており、ロイヤリティフリーとなっております。【シンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)について】シンマソフトウェア(Simma Software, Inc.)は、アメリカ合衆国インディアナ州西端、ビーゴ郡に位置する都市テレホートに本社を置いています。自動車業界向けのJ1708、UDSプロトコルスタック、J1939インタフェースオプションなど、セーフティクリティカルなリアルタイム組込みソフトウェア開発を専門としています。製品ラインには、J1939、CANopen、CAN、J1587、J1708、J2497、J1922、ISO 15765、OBD-II、UDS、およびKWP2000用のソリューションが含まれています。ソフトウェアは、100万台以上の電子制御ユニット、110の設計、100以上のお客様に使用されています。当社の製品は、フォード、ボーイング、米軍、すべての主要OEM(フレイトライナー、インターナショナルなど)のいくつかのティアワンサプライヤー、いくつかのセルラー機器プロバイダー、および診断機器メーカーによって使用されています。テキサス・インスツルメンツDSPサードパーティ・ネットワーク、NXPパートナー・プログラム、STマイクロエレクトロニクス・パートナー、マイクロチップのデザイン・パートナー・プログラム、および自動車技術者協会のメンバーです。【ポジティブワン株式会社について】社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F公式サイト:https://www.positive-one.comSoM製品関係:https://www.chinchillasmart.comポジティブワン株式会社は、「サービスモデル」のための「ものづくり(IoT端末側から)」の仕様設計から開発製造に至るまでのワンスポットソリューションを提供いたします。今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーカスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。【本件に関するお問い合わせ先】ポジティブワン株式会社メールアドレス:poc_sales@positive-one.com配信元企業:ポジティブワン株式会社プレスリリース詳細へドリームニューストップへ...
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