「自分は気づかれることはない」とタカをくくっている不倫妻は意外にも少なくありません。そんな自信もつかの間、夫に気づかれていて泥沼に…なんてことも。なかには、不倫旅行をエンジョイしている最中に、“まさかの事態”に見舞われる人もいるようです。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫妻たちを唖然とさせた「夫からのまさかの逆襲」エピソードをご紹介します。1:夫も浮気していたことが発覚して…「お見合いのような形で親戚に紹介され結婚した元夫は、退屈を絵に描いたようなタイプでした。それで毎日の生活に刺激がほしくなった私は、パート先の社員と不倫を始めてしまったんです。私は本気というわけでなく、つまらない毎日に刺激がほしかっただけ。不倫相手の男性も同じような感覚だったようで、カラダの関係が淡々と続いていました。ところがある日、夫から『好きな人ができた。そしてその相手が妊娠した、離婚してもらいたい』と書かれたLINEを受信…。驚いて事情を尋ねると『君も不倫をしているんだからお互い様だよね? 僕も君もそれぞれの相手と新しい道を歩もう。お互い様だから慰謝料も一切なしで籍だけ抜こう』と衝撃的な提案が届いたんです。堅実な夫が不倫をしているなんて予想もしていませんでした。それに夫は不倫相手に本気みたいでした。だけど、私の不倫はあくまでも遊び。けれど、夫の決意は固かったようで、どう私が説得しても結論は変わ
...moreりませんでした。自分も不倫をしていた立場なので被害者ぶるのはおかしいとわかっていますが、当然の報いなのだろうとは言え、浅はかでしたね…」(38歳女性/アルバイト)2:不倫旅行中に離婚の申し出が…「もう当時の夫とは離婚が成立していますが、離婚した原因は私の不倫です。その頃、職場の8歳年下の部下と不倫をしていた私は、夫に不倫はまったくばれていないだろうと、タカをくくっていました。しかし、私のそんな考えは甘かったようです。夫には出張だと嘘をついて不倫相手と温泉旅行に出かけたタイミングで、夫からのLINEを受信。『もう我慢の限界だ。離婚してくれ』と書かれていて、私はびっくり。『え? どういうこと?』と夫に真意を尋ねると、『今日は温泉に行っているんだろ? 全部知っているんだ。もう限界なんだよ。離婚届はリビングに置いておくから、旅行から戻ったら荷物をまとめて出て行ってくれ』と…。すでに夫は私の不倫を把握していて、どう対処するか迷っていた挙句、私が平然と旅行に出かけているのを知って、限界を迎えたようでした。言い訳の余地もなく、夫に離婚を突きつけられ、あっけなくその半月後には離婚が成立しました。当時の不倫相手は、慰謝料などの責任を問われるのを恐れて私のもとから去っていき、今は孤独な生活を送っています」(35歳女性/IT)「自分は家庭も恋愛もうまくいっている」と錯覚する不倫妻は少なくないのが現実です。しかし、調子に乗っているうちに、あっという間にドロ沼に転げ落ちて…という展開も。やはり悪いことをした先に幸せな未来はないのかもしれませんね。©fizkes/gettyimages※ 2021年10月31日作成文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/380683/
夫婦で事業を営んでいたものの、夫はまともに働かずに不倫をしていたという事実が判明した30代の明美さん(仮名)。絶対に夫を許せないと考えた明美さんは、厳しい制裁を下すことに決めました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、衝撃的な裏切り行為をした不倫夫に対する30代妻の復讐劇をご紹介します。夫への厳しい制裁を決行「不倫の証拠は私が想像していた以上に簡単に集まりました。“不倫相手とは手を切る”なんて威勢のいいことを言っていたけれど、案の定夫は不倫相手と会い続けていました。私はある程度の証拠が集まったら夫に離婚を切り出すつもりだったのですが、問題は会社のこと。夫婦で事業を始めてしまったので、夫は名ばかりと言っても社長ですし、簡単に追い出すこともできません。なので一番大変だったのは、離婚と同時に自分の会社を立ち上げて仕事を始める準備を進めることでした」明美さんは夫の不倫の証拠を集めながら、自分の会社を作る準備も並行して進めていったそう。取引先に対して「〇月からは、私が立ち上げる新会社との取引をお願いします」と挨拶をして回り、夫の不倫を知ってから制裁を下すまで半年ほどの月日を要したと振り返ります。「ようやく準備が整って、私は夫に離婚届を突きつけることができました」離婚届を突きつけてきた妻に夫は呆然「私は、記入済みの離婚届と不倫の証拠を同時に夫に突きつけ、“ここにサインをしてください”と告げま
...moreした。離婚届を見た夫は呆然としながら“こんなものを出してきて会社はどうするんだ? 俺が社長だぞ?”と言ってきたんです。“来月からは自分の会社で仕事をするので、私はあなたの会社を抜けます”と言うと、夫はやっと事態を深刻に捉えた様子でした。でも、その時点で私の離婚の意思は固かったので、夫に何を言われても受け入れることはありませんでした」離婚を渋る夫に対して、すべての準備が終わっていることや離婚の意志は揺らがないことを根気よく説明すると、ようやく夫は離婚を受け入れたそうです。「離婚を切り出してから夫が離婚届にサインをするまでに、3週間ほどかかりました。その間ずっと“考え直してくれ”と懇願されましたが、もう夫への愛情は消えていたので気持ちが揺らぐことは一切ありませんでした。離婚が成立したときは心の底からほっとして、“これでいろんなことから解放される!”と思うとうれしかったです。離婚後間もなく、元夫の会社は潰れてしまったと聞きました。今はどこで何をしているのかも知りません。私をあんな形で裏切った元夫には、申し訳ないけれど同情の気持ちすら湧いてきません。今もどこかでヒモみたいな生活を送っているのかもしれませんね」夫婦二人三脚で頑張っているつもりでいた妻を夫が裏切ったとなれば、到底許される話ではありません。周囲からも同情されず、不倫をきっかけに人生が転落しても不思議ではないといえます。「魔が差した」などという身勝手な理由で不倫を始めれば、後に因果応報な結果が必ず待っているのでしょう。©d3sign/makotomo/gettyimages文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/474582/
7歳年上の夫と平穏な生活を送っていた舞さん(仮名)。夫の不倫を知ってからは、冷静に反撃の計画を立ててきました。夫の不倫の証拠が揃い、いよいよ舞さんは行動に移します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、「不倫夫への厳しい反撃を計画した30代妻」のエピソードをご紹介します。証拠を持って妻が向かった先は…「夫と不倫相手の写真のデータと、LINEのやりとりを写真に収めたものを用意し、夫には内緒で夫の実家へと向かいました。飛行機で2時間もかかる距離なので、義実家に行くのはけっこうな大ごとです。実は、義実家とはそこまで親しいわけではなく、それまでは年に数回会う程度の関係でした。義母はサバサバした性格でしたし、フルタイムで働いていて忙しかったので、私たち夫婦にはあまり干渉しないタイプだったんです。ですが、今回の不倫について夫にお灸を据えるためには、義実家も巻き込むことが不可欠だと思い、義母に時間を作ってもらうよう頼みました」夫には告げずに義実家に向かった舞さんを、義実家は快く迎えてくれたそう。そして、義母と義父が揃っている場で、舞さんは夫の不倫について伝えたそうです。「義父は絶句、義母は怒り心頭という感じでしたね。特に義母は孫をとても可愛がっていたので、私と夫が離婚することで孫に会えなくなるのが何よりも嫌だという感じでした。私が“離婚はしませんが、不倫相手ときっちり別れさせたいのと、不倫相手か
...moreら慰謝料もとりたいので協力してください”と頭を下げると、二人は“なんでも協力する”と約束してくれたのです」義母と協力して不倫夫への制裁を決行夫に内緒で義実家に行った舞さんは、怪しまれないよう日帰りで自宅に戻ったそう。その日から義実家と頻繁に連絡を取り合い、ついに義母が舞さんたちの暮らす街を訪れ、夫に制裁を下す日がやってきました。「不倫相手と一泊旅行に行く日がわかったので、その日に合わせて義母に来てもらうようにお願いしました。もちろん夫には内緒です。私は夫のスマホを見て宿泊先の場所を把握していたので、義母と一緒にそこに乗り込む計画を立てました」ゴルフ仲間との合宿だと嘘をついて出かけた夫の宿泊先に義母と舞さんが到着すると、ちょうどロビーラウンジで夫と不倫相手がティータイムを楽しんでいる最中だったとのこと。そこへ義母と舞さんが歩み寄ると、一瞬にして夫の顔は青ざめたと言います。「夫は“やばい!”って顔をしていましたね。そして私が言葉を発する前に、義母が“この恥さらし!”とその場で怒鳴り始めました。慌てた夫は“仕事の知り合いだ”なんて言い訳をしていましたけれど、私が不倫の証拠を突きつけると、夫はその場で素直に不倫を認めたのです。私は不倫相手への慰謝料を請求する文書を持参していたので、夫も見ている目の前で不倫相手にサインをさせて、慰謝料を払って夫とは別れることを約束させました」その後、不倫相手からは約束通りの慰謝料が舞さんに支払われたとのこと。夫と不倫相手もそれ以降は会っている様子がなく、舞さんの生活に再び平穏な毎日が戻ってきたそうです。「あのとき義実家も巻き込んでいなかったら、夫は不倫を続けていたかもしれません。今もまだ夫のことは許してはいませんが、子どものことがあるのでしばらくは離婚しないつもりです。ひとつ良かったのは、不倫の件を通じて義母と私の結束が強まり、以前よりも親密になったことです。今は前よりも頻繁に電話でも話しますし、日常のいろんなことを話せる仲になりました」夫の不倫を解決するにあたり、義実家が妻の味方をしてくれると心強いものです。舞さんのケースでは、結果的に義実家との関係が理想に近づいたとのこと。夫の不倫問題について一人で解決しようとせずに、義実家を頼ってみるのもひとつの方法かもしれません。©Luce/PIXTA(ピクスタ)©bee32/gettyimages文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/473096/
世の中には、不倫をした夫に対して復習を企てる妻もいます。なかには、表面的には許したように振る舞っていても、内心では復讐のタイミングを見計らっていることも…。そこで今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、 不倫夫に対して妻が企てたという「恐ろしすぎる復讐計画」をご紹介します。1:夫に対して過度な束縛をし続ける「夫の浮気が判明してからというもの、どうしても夫のことが許せません。最初のうちは夫のことが好きだったので、かなり精神的に追い詰められました。そんな私の姿を見て、夫は反省してくれたみたいなんです。その後、メンタルは回復したんですけど、夫のことを許しているかと言えば話は別。そのため私は今でも、夫をかなり束縛するようにしていて、具体的には毎日、夫に過剰な要求を書いたLINEを送り続けています。『寂しくておかしくなりそう』『今どこにいるの?』『また浮気なんてしてないよね? してないなら、帰りにバラの花束を買って帰ってきて!』『家にいると浮気のことを思い出してツラいから、週末は温泉に行きたい』といったLINEを、頻繁に送って夫にプレッシャーをかけ続けているんです。本音を言えば、夫に対してはもう愛情はありません。だけど、私が束縛をし続けることで、夫は浮気をしたことを後悔し続けるだろうと思って、わざとやっています。おかげで、夫は私が言ったことはすべて叶えようとしてくれるので、とても快適です
...more。浮気をした夫には、こうやって一生、罪を償わせたいですね」(33歳女性/翻訳業)2:離婚はせず一生の生活費を確約「別居中の夫は、過去に2回不倫をしていたんです。1回目は大目に見たのですが、2回目はさすがに許すことができず…。夫と同じ家に暮らし続けるのも嫌なので、不倫が発覚した半年後に別居に踏み切りました。けれど、うちには子どもがいるので、子どもの教育費などを考えるとシングルマザーになるのは避けたくて。そこで私から、夫に対して『あなたへの嫌悪感が消えるまで一緒に住まない。期限は定めずに別居する。別居中の生活費はすべて負担すること』という条件を提案し、承諾してもらいました。夫としては『こんな関係なら離婚してくれたほうがマシだ』と言っていますが、離婚したら夫が自由になるだけじゃないですか。それは許せないので、離婚はせず、もらえるお金は全部もらってから、その後のことを考えようと思っています。これが私なりの復讐です」(35歳女性/パート)浮気をした夫に対して、どんな対処をするかは人それぞれ。なかには、あえて離婚をせずに、じわじわと夫を追い詰める形で復讐する女性もいるようです…。©laflor/gettyimages※ 2021年10月28日作成文・並木まきhttps://ananweb.jp/anan/380529/