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「間違いを認めない心理」を終末予言を外したカルト教団に潜入して暴いた心理学者 - 05月17日(土)12:00  ナゾロジー

私たちは時に、明らかに誤りが証明されてもなお、それを認めず信じ続ける人に出会います。 ビジネスの現場での判断ミスや、恋愛や人間関係の執着、ギャンブルや投資での「次こそは取り返せる」という思い込みなど、誰もが日常の中で同じ心理に陥ることがあります。 SNS上の陰謀論者や、不祥事を起こした人物の強烈なファンなども、その一例でしょう。 こうした行動の背景には「自分の選択が間違っていた」と認めることへの強い抵抗感があります。 この「失敗を認めない心理」を科学的に解き明かそうとした研究が約70年前に行われました。 心理学者レオン・フェスティンガーは、人間がどのようにして自分の誤りを否定し、信念を守ろうとするのかを解き明かすため、予言を外したカルト教団へ大胆な潜入調査を実行し、信者たちの行動を観察したのです。 この研究はやがて「認知的不協和理論」という画期的な心理学理論の誕生につながることになります。 目次 カルト教団に潜入した心理学者の壮絶フィールドワーク心理のトラップ──認知的不協和と努力の正当化現代ネット社会にも通じる心理──アンチの存在が信者の結束を強める カルト教団に潜入した心理学者の壮絶フィールドワーク Credit:OpenAI 1953年、アメリカ・シカゴ郊外に「The Seekers(探索者たち)」というUFO信仰の小さな宗教団体が現れました。 その中心にいたのがドロシ...more
カテゴリー:科学/工業

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