「マウス研究」とは?

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便秘の原因は脳にあった――九州大が脳の排便中枢の仕組みを世界で初めて解明! - 10月29日(水)18:00  ナゾロジー

便秘は脳から治す時代になるかもしれません。 日本の九州大学で行われたマウス研究によって、「便を出す」という人間の最も基本的な生理現象の裏側に、存在する「排便中枢(橋のバリントン核)」存在し、どのように機能するかが解明されました。 研究ではマウスの脳内に光ファイバーを差し込んで刺激する手法(光遺伝学)を用いて、「排便中枢」として橋のバリントン核を同定しました。 またその部分を刺激することでマウスの肛門に詰め込んだガラス玉がより素早く排出させたり、通常より明らかに量の多い糞をさせることにも成功しています。 これは便秘と言えば腸ばかりを見ていた従来の常識を更新する手がかりになる可能性があります。 トイレで長く苦しむ私たちが責めるべきは、腸よりも脳なのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年10月13日に『Cellular and Molecular Gastroenterology and Hepatology』にオンラインの校正版として掲載されました。 目次 便秘の原因は脳にある腸ではなく脳にあった「出すボタン」便秘を脳のエラーとしてみる時代へ 便秘の原因は脳にある 便秘の原因は脳にあった――九州大が脳の排便中枢の仕組みを世界で初めて解明! / Credit:川勝康弘 出ない、苦しい、でも出ない――頑固な便秘に悩む人は少なくありません。 実際、慢性便秘症は単なる不快の問題ではなく...more
カテゴリー:科学/工業

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