タレントのホラン千秋(36歳)が、2月5日に放送されたバラエティ番組「実証科学バラエティー 百聞はジッケンに如(し)かず」(NHK)に出演。「私、結構ネガティブで、やる気ないときはどん底まで沈む」ことが「しょっちゅうあります」と語った。
YouTubeで「フジテレビに上納文化はある」と発言し、自分自身がタレントから受けた“ベロチュー被害”を暴露した元フジアナの長谷川豊氏。事実であれば一連の中居・フジ騒動に大きな影響を与えそうですが、業界内では長谷川氏に対して冷ややかな目を向ける人も少なくないようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
なぜ今“反論できない2人”のスキャンダルを暴露?
今はコンサルタント、経営者、番組制作、プロデューサー、広告代理業務…渦中のフジテレビでかつてアナウンサーをしていた長谷川豊氏が、ホリエモンこと堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで話したことが波紋を広げています。
長谷川氏は1999年にフジテレビ入社、2年目から小倉智昭さんがMCを務めていた『情報プレゼンターとくダネ!』にレギュラーとして抜擢され、出演していました。
その後、2010年からニューヨーク支社勤務となりましたが、2012年に業務規程違反やNY滞在費用の不正使用といった理由で、同局の著作権契約部にいわゆる左遷されます。
滞在費の不正使用は、第三者も含めた勘違いが発端だったと言われていますが、結局長谷川氏はその後全額を返済、2013年4月にフジテレビを自主退職しています。
そして今、SNSで大騒ぎになっているのは、この約13年間フジテレビに在籍していた長谷川氏が「フジテレビに“上納文化”はあり
...moreます!」とYouTubeで明言したことについてです。
約1時間のホリエモンとの【緊急対談】で、『とくダネ』に出演当時、同番組に出演していた笠井信輔アナ(現在は退職)、佐々木恭子アナと、コメンテーターを務めていたタレントがセッティングした4人の食事会があったと言います。
そして食後、笠井は「ハセ、こういうものだから…」、佐々木アナからは「お夕食代ね…」という言葉を残され、タレントと2人きりにさせられ、長谷川氏いわく「49年生きてきて、あれ以上情熱的なチューはしたことないですよ…」という壮絶な体験をしたと話したのです。
このタレントとは、今は服飾評論家だった双子の兄を亡くし、某所で穏やかにくらしているという御年80歳の男性タレントのことです。
長谷川氏はもうひとつ、この【緊急対談】で暴露したことがあります。
それは佐々木アナが小倉さんから“耳を舐められた”等のセクハラ行為を受けていたということ。
私はこのことに、どうして今は反論できない人物の実名を挙げて暴露したのか…と、まず何か…残念なというか、虚しい違和感を感じました。
【緊急対談】が配信された翌日、当事者の笠井は自身のSNSでこの暴露話を完全否定しました。ところが、長谷川氏が自身のXで“イヤイヤ…これが今回の本質。16歳から毎日付けている日記にこの体験も記述してあるわけだから、嘘は無い!”と反論したことから、話がさらに大きくなってしまったのです。
このやり取りに、私は今から9年前の、長谷川氏が自身のブログで主張した“自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!”なる言葉が頭の中をグルグル駆け巡ってしまいました。
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笠井信輔さんは、あなたの味方だったはずでは?
実は私、長谷川氏がフジテレビを退社直後、同番組に出演もしていた、私のキャリアの先輩芸能リポーターから彼の話を聞いていたことがありました。
今は亡き先輩の言葉を紹介するのは、長谷川氏と“同じ穴の狢”と言われるかもしれませんが、それを承知で書きますね。
フジテレビを退職すると決めた長谷川氏に“才能があるんだから、もう少し辛抱してもいいんじゃないか…もったいない”と、懸命に説得し続けたのは笠井だったという話です。
長谷川氏も2021年1月の『東京スポーツ』の取材で答えていましたが、今後の人生を心配して、笠井が声を掛けてくれていた…という同じ内容の話を聞いていたのです。
この構図がずっと頭の片隅にある私でしたから、今、目の前で繰り広げられている出来事に、何か不思議な感覚がしています。
長谷川氏の暴露話が事実だとしたら、“上納をセッティングし、僕にあんな体験をさせておいて、見て見ぬふりをした笠井先輩に、今さら何を言われようが関係ない”と思う気持ちもわかります。
ただ、今のこのタイミングで、亡くなった方の名誉を傷付けるような暴露話をしなくても…なんて思うのが、私の正直な感想です。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : 笠井信輔オフィシャルブログ
MAG2 NEWS...
今年3月末で『Nスタ』(TBS系)のキャスターを卒業するホラン千秋さん(36)。一部報道では「政治家転身説」も出ていますが、ドラマ出演経験が豊富なことから、いよいよ女優業に本腰を入れるのではないか?との見方も有力。過去にホランさんを“追跡取材”したことがあるという芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
3月末で『Nスタ』卒業のホラン千秋に「政治家転身説」
『週刊女性』が、ホラン千秋の政治家転身説を報じていました。ちょっとビックリです。
これまで独自の理論を早口でまくし立ててきた彼女に対し、SNSでは“第2の蓮舫さんになりそう”というコメントも多く見られる状況です。
蓮舫さんといえば、昨年の東京都知事選挙で小池百合子都知事にWスコア以上の大差で敗れてしまって以来、虎視眈々と復活を準備中なのかはわかりませんが、今はすっかり影が薄くなっているような気がします。
もし報道どおりにホランが政界進出するなら、3月末で卒業する『Nスタ』で掴んだ主婦層を中心に、熱い注目を集めることは間違いないでしょうね。
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吉高由里子と仲がいいホラン、女優業に本腰を入れる可能性も?
政治家転身はさておいても、ホランのこの数年の動きから、
...more私は近い将来、何か大きな動きがあるような気はしていました。
そのきっかけは、2023年10月期の『コタツがない家』と、昨年10月期の『放課後カルテ』に相次いで女優として出演したことでした。
報道番組の月~木のレギュラーMCをやりながら女優業ってどうなのよ…という心配はありましたが、視聴者のドラマに対する評判も悪くなかったことから、“ホランはもしかしたらMCを卒業して…”と予感していたわけです。
さらに、“報道番組の人気MCが「よそ見」をしはじめたら、ターニングポイントが近いため要注意”という私個人の長年の経験則もありました。
ついこの前の『しゃべくり007』では、高校時代のドキュ(ホランは、ドキュメンタリーを“ドキュ”と省略して言っていました)が公開されていました。
文化祭で舞台に立ったり、バンドを組んでいたり、体育祭ではリーダーとして涙ながらに先生に自分の意見をぶつけたりする彼女の姿は、アイルランド人の父親の血を引くそのルックスもあいまって“将来、ただ者ではない”感が満載でした。
実はホランと吉高由里子は、同い年で同じ所属事務所です。2人が普段から情報交換をする仲であることも考えれば、事あるごとに吉高に相談しながら、女優業に本腰を入れる流れも十分に考えられます。
また、『Nスタ』がホラン卒業に大きく舵を切った理由としては、半年ほど前からトライアル中の、局アナ・日比麻音子を毎週金曜日にMCに据えた際の視聴率を考慮した可能性が考えられます。
月~木曜日のレギュラーMC・ホランと、金曜日のMC・局アナの視聴率がほとんど変わらない…という現実です。そうなれば、年間1億円弱とも言われているホランの出演料を経費削減したいTBSの立場も、何ら不思議ではなく理解できる気がしますよね。
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ホラン千秋を追跡取材して目撃した“意外な素顔”
実は私、週刊誌記者だった頃に、My弁当以外!?なかなかその私生活を見せないホラン千秋を追跡取材したことがあるのです。
昼過ぎにTBS入りし、他に仕事がなければ、『Nスタ』終了後1時間以内には帰路につくのが彼女のルーティンでした。何度目かの追跡取材で、帰宅ルートの把握はそれほど難しくないと感じたのを覚えています。
しかし残念ながら、カレシの尻尾を捕まえることはできませんでした。
帰宅途中に、本当に庶民的なスーパーや近所のドラッグストアで買い物をする姿は目撃したのですが、当然それだけでは、残念ながら記事にすることはできませんでした。
それから、あれは何年前になるのか、小泉進次郎が立候補した2017年衆院選の選挙戦だったでしょうか。池袋駅前で街頭演説する進次郎をホランがリポートしていたシーンを、私は今でも忘れられないでいます。
演説を聞きに集まった群衆の前にホランが立ち、カメラに向かってリポートしたのですが、当然群衆たちは押し合いへし合い、ホランの後ろでカメラに映ろうとする人まで現れるお祭り騒ぎ…。
そんな抑えが効かなくなった群衆に、ワサワサと背中を押されたホランは、本気で眉間にシワを寄せて、怒り爆発寸前の、とても不愉快な“素顔”を見せたのです。
番組に対して「ホランの後ろにスタッフも立たせずに、よくこんな状況でリポートさせるなぁ…」と思ったと同時に、カメラの前でも平気で嫌な顔を見せるホランに、私は結構な好印象を抱いたものです。
女優なのか政治家なのか、それともなかなか条件が厳しいタイプのカレシを見つけて(もういらっしゃるのかもしれませんが)“寿”報告でもあるのか…。4月以降のホランの転身が気になるところですね。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: ホラン千秋 official(@chiakihoran_official) • Instagram
MAG2 NEWS...
TBS出水麻衣アナウンサー(40)が25日、インスタグラムを更新。同局系「Nスタ」(月~金曜午後3時49分)の新キャスターを4月から務めると発表した。 同番組のキャスターを務めていたホラン千秋は昨年12月26日の放送で今年3月末で卒業す…