佐賀空港(佐賀市川副町)への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、佐賀県は10日、九州防衛局に無償で使用許可を出していた県有地の面積に誤りがあったとして、許可面積を約1・15ヘクタール減らす修正をした。費用や工期に影響はないとしている。 対象の用地は、駐屯地からの排水を海水と混ぜ、適切な比重で海に排水する空港南側の「海水混合施設」(21・23ヘクタール)建設地の一部。
青森県八戸市の食パン専門店「一本堂八戸湊高台店」(大渡敏一代表)が、階上町産の小麦粉100%のご当地食パン「はしかみ食パン」を開発した。もちもちした食感と香ばしさが特徴で、11日から同町道仏の「道の駅はしかみ」で限定販売する。材料は、町内唯一の小麦農家・水合達徳さん(43)が同町田代地区の農地約3ヘクタールで一昨年秋から生産している「ゆきちから」。6日、町役場で完成報告会が行われ、試食した荒谷憲輝町長は「どんどん食べてしまうようなおいしさ。階上町でしか手に入らない」と強調した。水合さんは「注文…
JR大阪駅北側の再開発区域「グラングリーン大阪(うめきた2期)」が6日、先行開業した。地区面積(9・1ヘクタール)の半分を占める都市公園を中心に配置し、産官学が交流する拠点施設なども設けた。関西経済の発展に向けた貢献が期待される。
青森県内の2024年産リンゴの園地面積が、推定値で23年産の園地に比べて400ヘクタール(2.1%)減の1万9100ヘクタールとなったことが4日までに、県のまとめで分かった。減少面積は現行の統計方法で過去2番目に大きい。高齢化で離農者が増えていることが背景にあるとみられ、将来のリンゴ収穫量にも影響を及ぼす可能性がある。8月下旬に弘前市で開かれた「りんご販売懇談会」(全農県本部主催)で、県が全国の青果会社に24年産を含む園地面積の推移などを示した。県によると、園地の減少面積が最も大きかったのは1…
仏エネルギー大手のトタルは8月30日、森林による炭素削減プロジェクトに1億ドル(約147億円)を投じる契約を締結した(*1)。気候ソリューションプロバイダーのAnew Climateおよび米国の森林土地所有者であるAurora Sustainable Landsと協働する。
3社は木材の大量伐採から生産性の高い森林を守り、持続可能な管理方法への転換を進め、大気中の炭素を貯蔵する能力を高めることを目的としたプロジェクトを展開する。全米10州の30万ヘクタールに及ぶ20件の炭素削減プロジェクトにおいて、改善された森林管理(IFM)の実践を支援する。Anew ClimateとAurora Sustainable Landsは、同プロジェクトが追加性と堅牢性の最高基準を満たしていることを確認するため、運営監督を行う。
IFMによって期待される環境面のベネフィットとしては、木材伐採の削減による森林吸収源の保全、水質・土壌の改善、生物多様性の保護、自然生息地の保全などが挙げられる。トタルが生成された炭素クレジットを保有し、2030年以降に償却する。排出の回避と削減に優先順位をつけた後、これらのクレジットを活用し、スコープ1と2の残余排出量の一部をボランタリーオフセット(自主的に相殺)する。
トタルは、米国政府が24年5月28日に発表したボランタリークレジットのガイドライン「Voluntary
...moreCarbon Markets Joint Policy Statement and Principles guide」を支持する。自然を基盤とした解決策(NbS)における取り組みは、これらの原則、特に完全性、透明性、環境保護に焦点を当てた原則に沿ったものである。
Anewのアンジェラ・シュワルツ最高経営責任者(CEO)は「厳しいデューデリジェンスの過程で、トタルのNbSチームと緊密に協力している。排出の回避と削減を第一義としながらも、包括的な気候変動対策戦略の一環として意義ある炭素削減プロジェクトに投資することのコベネフィット(#1)も認識しており、弊社のミッションと完全に合致する」と述べた(*1)。
Aurora Sustainable Landsのジェイミー・ヒューストンCEOは「トタルの投資のおかげで、森林の健全性、土壌の質、流域、野生生物の生息地の間の微妙なバランスを維持することができる。私たちはともに、大規模で持続的な気候変動へのインパクトをもたらしている」と強調した(*1)。
(#1)コベネフィット…相乗便益を表し、温室効果ガス(GHG)排出量の削減など温暖化対策と同時に得られる、エネルギー効率の改善や大気汚染の改善など、異なる分野での好ましい効果。
【参照記事】*1 Anew Climate「TotalEnergies Invests in Sustainable Forestry Operations to Preserve Sustainable Carbon Sinks」The post 仏エネルギー大手トタル、森林による炭素削減プロジェクトに147億円拠出。AnewおよびAurora Sustainable Landsと協働 first appeared on サステナビリティ・ESG金融・投資メディア - HEDGE GUIDE.