株式会社三笠書房(東京都千代田区/代表取締役:押鐘太陽 http://www.mikasashobo.co.jp )は、2024年8月20日に『仕事力を爆上げする「図解思考」――絵心ゼロでもスラスラ描ける』著者松田純が、キンドル電子書籍で配信開始いたしました。■『仕事力を爆上げする「図解思考」――絵心ゼロでもスラスラ描ける』著者松田純・キンドル電子書籍 https://amzn.to/3z86LdG・アマゾン書籍 https://amzn.to/3AUAnMj・三笠書房HP https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100298700必要なのは紙とペン1本!誰でも「図解思考」をマスターできる!!◆情報整理、説明・伝達、問題解決・・・あらゆるシーンで役立つ、最強の思考整理法!「図解思考」とは、複雑でまとまりのない情報や考えを、「図解の力」を使って視覚的に単純化・記号化・構造化することで、その本質をシンプルに捉えて思考を深める方法のこと。あなたの毎日に、図解思考を取り入れることで、仕事や人生のパフォーマンスがグンと底上げできます。◆3万人が実践した○△□メソッドで、絵心ゼロでもすぐ描ける!「図解思考」で必要なのは紙とペン1本。本書のワークを実践するだけで、誰でも図解スキルをマスターすることができます。◎図解は才能ではなくスキル◎すべての
...more図解は「線」と「形」の組み合わせ◎「5W2H」であらゆる情報が視覚化できる◎未来から解決策を導く「4マスチャート」◎「8×8マス」で思考を広げる≪イラスト素材&図解フレームワーク、ダウンロード特典付≫■目次・序章 「図解思考」で手に入る6つの能力・第1章 図解の基本 絵心ゼロでもスラスラ描ける!図解テクニックをマスターしよう・第2章 情報整理 時間・労力・感情・アイデア・コミュニケーション…5つのロスからあなたを守る図解思考・第3章 説明・伝達 何度言っても「伝わらない…」が一瞬で「伝わる!」に変わる図解思考・第4章 問題解決 どんな難問もクリエイティブに解決する図解思考・第5章 アイデア発想 創造的なアイデアとひらめきを生み出す図解思考・第6章 プレゼンテーション 相手の心を確実に動かす!「共感」×「納得」の図解思考・第7章 目標達成 「イメージ×感情×言葉」で成功を現実にする図解思考・終章 あなたの仕事人生を成功に導く図解思考■著者 松田純(マツダジュン)「イラスト思考」開発者、ビジネスまんが家。1977年熊本県生まれ。大学在学中に角川書店(現KADOKAWA)よりまんが家デビュー。大手企業を中心にビジネス書をまんがで描く先駆的な仕事に携わりながら、イラスト図解と禅(内観)を組み合わせた「イラスト思考」メソッドを開発。イメージとストーリーを使ったビジネスコミュニケーションの専門家として、多くの企業や経営者に「イラスト思考」をはじめとした組織開発プログラムを提供する。受講生は十数年で3万人を超え、その活動は海外6カ国に広がる。また、学生時代より、臨済禅の在家禅道場人間禅で25年以上の禅修行を続けている。桃山学院大学ビジネスデザイン学部客員教授、一般社団法人国際まんが教育協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)■『仕事力を爆上げする「図解思考」――絵心ゼロでもスラスラ描ける』著者松田純・キンドル電子書籍 https://amzn.to/3z86LdG・アマゾン書籍 https://amzn.to/3AUAnMj・三笠書房HP https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100298700─────■ プレスに関するお問い合わせ先 ■─────社 名:株式会社三笠書房ホームページ:http://www.mikasashobo.co.jp/X(ツイッター) 編集:https://twitter.com/tw_mikasaX(ツイッター) 営業:https://twitter.com/mikasashoboX(ツイッター) デジタル:https://twitter.com/mikasabooksjp三笠書房ドリームニュース記事一覧:http://www.dreamnews.jp/company/0000007063/所 在 地:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-3-1T E L:03-5226-5738配信元企業:株式会社三笠書房プレスリリース詳細へドリームニューストップへ
2024年9月5日
株式会社C&T
ハンズフリーの音声AI通訳「Talk-Trans」をリリース! -両手が自由に使える操作不要の革新的システム-
「Talk-Trans」とは
1-1. 製品概要と特徴
「Talk-Trans」は、話すだけで通じる革新的なフルオートAI通訳システムです。企業や個人のグローバルコミュニケーションを変革するこのツールは、インストール不要のクラウド型で、リアルタイムの自動通訳を実現します。AIが自動的に言語を識別し、多言語間の通訳をスムーズに行います。その特徴は、言語の壁を感じることなく、多様な言語環境でコミュニケーションを取れることです。さらに、災害時には外国人への情報提供に欠かせないツールとなります。
1-2. 対応言語93ヶ国と翻訳精度
「Talk-Trans」は、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、タイ語、インドネシア語の10言語に自動対応しています。これらの言語は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の海外来場者予測を参考に選定されました。この10言語対応により、日本のインバウンド観光客の約88%との接客が可能になると見込まれます。さらに、他の83カ国語を手動で選択すれば、インバウンド観光客の99%との音声AI通訳が実現し、ユーザーは幅広い言語環境でコミュニケーションを取れます。「T
...morealk-Trans」は翻訳精度でも高く評価されており、特にビジネス、医療、教育分野での使用において、その精度の高さが注目されています。
技術背景
2-1. AIと機械学習の応用
「Talk-Trans」は、AIと機械学習を駆使して開発されたフルオート音声AI通訳システムです。このシステムは、AI技術を駆使することで、言語の壁を超えるコミュニケーションを実現します。ITの知識がなくても簡単に利用できるように設計され、多言語対応の自動翻訳ツールとして高い評価を受けています。これにより、グローバルコミュニケーションの利便性が飛躍的に向上しました。
2-2. リアルタイム翻訳の仕組み
「Talk-Trans」はリアルタイムでの翻訳を提供することが大きな特徴です。音声認識技術とAIを組み合わせ、会話の音声を即座に翻訳します。このプロセスは全自動で行われるため、ユーザーは複雑な操作を必要とせず、自然に翻訳された言葉を受け取ることができます。特に、ビジネス会議や多言語のコミュニケーションが必要な場面において、その威力を発揮します。多言語話者間のリアルタイムでのコミュニケーションを支援することで、言語の壁を取り除き、新しいソリューションを提供します。
実際の適用事例
3-1. 医療分野での利用
医療分野では、10言語対応のフルオート音声AI通訳システム「Talk-Trans」が、クリニックの外国人外来における言語の壁を容易に克服する手段として注目を集めています。このシステムは多言語に対応しているため、通訳の手配が不要となり、24時間利用可能であることから人材不足の解消にも貢献します。AIを活用した高度な翻訳技術により、リアルタイムで正確な通訳が提供されるため、外国人診療チームとのスムーズなコミュニケーションが実現します。
3-2. ビジネス分野での利用
ビジネス分野では、10言語に対応したフルオートAI通訳システム「Talk-Trans」の開発・提供が、多国籍企業間の会議やプレゼンテーションでの言語の壁を容易に克服する手段として注目されています。このシステムは多言語対応により、通訳の手配が不要となり、経費削減にも寄与します。AIを活用した高度な翻訳技術により、リアルタイムで正確な通訳が提供されるため、グローバルチームでも円滑なコミュニケーションが可能です。
3-3. 教育分野での利用
教育分野では、Talk-Transが学生と教師間の言語の壁を取り除くツールとして導入されています。多国籍の学生が集まる大学の講義や国際交流プログラムなどで活用されており、この自動音声通訳システムにより、言語の違いを意識せずに学び合える環境が整います。その結果、講義内容の理解が深まります。また、遠隔教育においても、リアルタイムでの多言語通訳が可能なため、グローバルなコミュニケーションがよりスムーズになります。
3-4. 旅行・観光分野での利用
旅行や観光分野でも、Talk-Transは多くの観光客にとって便利なツールとなっています。観光地やホテルでの案内、外国人観光客へのガイドツアーなどで、この音声AI通訳ソリューションが活用されています。多言語対応により、観光ガイドが複数の言語で同時に情報を提供でき、旅行者の利便性が大幅に向上します。特に、リアルタイム音声AI通訳は、旅行者が現地の人々とスムーズにコミュニケーションを取る助けとなり、旅行体験をより豊かにします。
他の通訳システムとの比較
4-1. 「Talk-Trans」の優位点
「Talk-Trans」は、他の通訳システムと比較して多くの優位点を持っています。まず、10言語に対応したフルオート音声AI通訳システムとしての高い対応力があります。これにより、多言語を必要とするグローバルコミュニケーションを円滑に実現します。また、リアルタイムでの通訳精度が非常に高く、ビジネスや医療、教育、旅行・観光などさまざまな分野での利用に適しています。
さらに、「Talk-Trans」はITの知識がなくても簡単に利用できる点も魅力です。この通訳ツールは多言語話者間のコミュニケーションを支援し、遠隔地でも効果的に使用できます。特にビジネスの現場では、効率的でタイムリーな意思疎通が求められる場面で非常に有用性を発揮します。
4-2. ユーザーの声
「Talk-Trans」の実際のユーザーから、使用後の感想が寄せられています。
医療機関 群馬県富岡市を中心に医療介護を展開している細谷グループの細谷たかさきクリニック院長、島田祥士医学博士は、「Talk-Transの音声AI通訳サービスは、私たちの外国人診療チームにとって欠かせないツールです」と高く評価しています。
薬局 株式会社円未来 八千代さくら薬局の薬剤師である圓座直子代表は、「リアルタイム翻訳の精度が非常に高く、コミュニケーションの効率が大幅に向上しました」と評価しています。
展示会出展のお知らせ
5-1. JOIF(東京)出展+ピッチ 2024年9月13日(東京)
5-2. ITトレンドEXPO(オンライン)出展 2024年9月18日-21日(オンライン)
5-3. CEATEC2024(幕張)出展 2024年10月15日-18日(幕張)
課題と今後の展望
6-1. 現在の課題
「Talk-Trans」は10言語に対応したフルオート音声AI通訳システムで、多言語間のコミュニケーションを円滑にすることを目指して開発されました。しかし、現時点でいくつかの課題が残っています。
まず、対応言語の選択肢拡大が求められています。TPOに応じて必要な言語が変わるため、ユーザーごとに言語を選択できるようにすることや、10言語以外の需要に応えることが必要です。
次に、翻訳精度の向上が常に課題となっています。特に専門用語や地域特有の表現で誤訳が発生することがあります。
また、高速で安定したリアルタイム翻訳を実現するためのインフラ強化も継続的に必要です。
最後に、ユーザビリティの向上と新しいユーザーインターフェースの開発も重要な課題です。
これらの課題に対し、「Talk-Trans」開発チームはユーザーからのフィードバックを基に継続的な改善を行っています。
6-2. 今後の技術開発
今後、「Talk-Trans」は更なる技術開発を推進し、より多くの言語に対応することを計画しています。また、AIと機械学習の新しいアルゴリズムを導入し、翻訳の精度と速度を向上させる方向に進む予定です。特に、アジャイル開発方式を活用することで、利便性を高めることも検討中です。ユーザーインターフェースの改善についても、ユーザーの多様なニーズに応えるべく新しいソリューションの開発が進められています。例えば、セキュリティ対策を強化し、遠隔での利用時にも安全なコミュニケーションを実現することが目標です。また、常に最新の技術トレンドを取り入れることで、グローバルコミュニケーションをより一層スムーズにすることを目指しています。今後も、ユーザーの声を反映しながら、進化し続ける「Talk-Trans」サービスにご期待ください。
評価版
ITトレンドEXPO2024に出...
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IKEA渋谷店がリニューアルオープンしました。繁盛しているのにも関わらず改装に至ったその理由とは? 今回のメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』では、スピーチのプロフェショナルである森さんが、IKEAのプレゼン力を「渋谷店リニューアル」の視点から考えています。
IKEAのプレゼン戦略を考える ~リニューアルした渋谷店の分析~
私の自室はほとんどIKEA商品で構成されている。
IKEAファンなのだ。
だからWEBサイトもよく見るし、実店舗も、暇さえあれば行く場所の定番である。
IKEAは郊外にある大型店舗がメインなのだが私が実際よく行くのは原宿、渋谷、新宿にある都市型店舗。
大型店舗とは質が異なり、狭くて小さくて、当然扱う品目数も圧倒的に少ない。
しかし、たとえそうだとしてもIKEAの商品をリアルに手に触れられるしカフェもあるので、とても楽しい。
小規模な都市型店舗でも比較的充実しているのは「渋谷店」。
そこが最近、リニューアルオープンしたのだ。
いつも混んでいるし、特に問題はない感じだった。
でも、なぜこのタイミングで改装なのか? また、どんなふうに何を改装したのか?
先日、興味津々で出かけた。
新しくなった渋谷店を眺めて感じたのは、IKEAが持つ「プレゼン力」という魅力だった。
今日の号外メルマガでは、IKEAのプレゼン力を「渋谷店リニューアル」
...moreの視点から私なりに書いてみたいと思った。
そして、今読んでいただいているあなたのプレゼンやビジネスに何らかの形でお役立ていただけたらと願いつつ、書く。
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★都市型店舗と郊外店
IKEAは実店舗を持つ通販会社だ。
実店舗の基本系は、東京立川にあるような、倉庫を持つ大型の郊外型。
大型店の作りは大まかに決まっている。
家具をお部屋にディスプレイした雰囲気で展示したショールームのフロアがあり、ちょっとした小物を売るスペースがあり、また休憩時に飲食できる部分もあり、そして、巨大な在庫を置く、広~い倉庫がある。
商品を買う場合は、自分で倉庫から商品を取り出す。
IKEA商品は基本、持ち帰ったら自分で組み立てる。商品をピックアップするのも、作るのも、全てセルフサービス。
これが、デザイン性が高い商品で安価な理由だ。
これだけでもすごいビジネスモデルだと思うが、さらにIKEAは衝動買いをさせるのも非常にうまい。
気楽に買えるお皿や入れ物など「小物」はものすごく魅力的なデザインで、それでいて、安い。
この小物衝動買いに特化しているのが都市型店舗。
かつての渋谷店も、まさにそうだった。
渋谷に行ったお土産にIKEAの小物を買ってくる、そんな店だった。
しかし、今回リニューアルした渋谷店で、店内の雰囲気が大きく変わった。
渋谷店は、小型店なのに、大型店のようなショールーム機能を大幅に増やした。
すなわち「郊外型のミニチュア店舗」に変貌したのだ。
これにはちょっと驚いた。
なぜって、これ、プレゼンテーションにおける、大幅な戦略変更だからである。
なぜこのように戦略変更したのか?
それを紐解くにはまずIKEAの圧倒的な魅力に触れる必要がある。
以下、スピーチコーチ的視点で、書いてみます。
注:当該記事は、リアルなIKEAのビジネス戦略に基づくものではありません。あくまでも「プレゼンテーション」的な視点でスピーチコーチが独自に分析して書くものです。悪しからずご了承ください。
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★IKEAだけが持つ、2つの魅力
まずは、商品1つ1つの魅力。
プレゼン的にいうならば、「商品というファクト」が持つ魅力である。
IKEA商品は、どんな小物であっても、99円のものであっても、美しい色とデザイン性が高い。
たとえキッチンバサミであっても使わずに飾っておくだけで絵になってしまう美しさがある。
そんな、1つ1つが魅力的な商品を複数お部屋に取り入れたならば!
それはもう、お家全体が楽しくなる。
IKEA商品の魅力はここにある。
そして、IKEAは、その魅力を、ショールームというパッケージで見せてくれる。
しかし、よく考えれば、ショールーム的な商品プレゼンは日本の家具屋さんでも当たり前にやってきたことだ。
しかし、IKEAが示すプレゼン力は、日本の既存家具店とは、ちがうのだ。
何がちがうって、そのプレゼン力が「圧倒的」であること。
プレゼン力の何が圧倒的なのか?
それは「憧れ」を抱かせると同時に商品1つ1つ、あるいは複数存在した際、消費者の「共感」を強烈に呼び起こす力が強く、グレードが高いのだ。
そもそも憧れというのは、手が届きにくいもの。
しかしIKEAの商品価格は安価で、店舗は誰にでも開かれたオープンな雰囲気。
美しいデザインの商品をいくつか取り入れれば、まるでIKEAショールームのように素敵な憧れの住まいが手に入る。
そんな気持ちにさせるのが、とても巧みである。
IKEAは、憧れを抱きながらも容易に「自分ごと化」できてしまう、あなたのためのお店です、とプレゼンすることに成功しているのだ。
このことを別の角度から分析すると、さらにIKEAの凄さがわかる。
IKEA商品は商品1つ1つが他とは違い、個性があって機能的で目新しい。
よって、その魅力が瞬時に伝わるという圧倒的強みがある。
そして同時に、その商品を使うと生活がどんなふうに変わるか?商品がもたらす消費者ベネフィットを瞬時に想像させることに、非常に長けている。
その秘訣は、商品力の高さに加えて、商品の並べ方、見せ方、といったいわばショールームにおけるプレゼンが巧みなのである。
これはIKEA大型店に実際に行って、見てみればわかる。
ショールームを見るだけで、IKEA商品がお客様にもたらすだろう「素敵な私だけのストーリー」も瞬時に伝えてくるのだ。
よって「IKEA商品を手に入れれば、私の生活は変わる!」と直感的に強く感じさせることができるのだ。
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★リニューアルした渋谷店が目指すプレゼンとは
美しいデザインの商品が並ぶ憧れの住まいを巧みにプレゼンするIKEA。
渋谷店が「郊外型のミニチュア店舗」へとプレゼン戦略を変更したのはいわば、IKEAの得意技である「共感戦略」をより身近な都市型店舗で実施するためではないだろうか。
さらに広く多くの人にIKEAの魅力を実感してもらいたい。そして共感し、IKEAを通して、理想の住まいと人生を手にしてもらいたい。
そんなメッセージがあるように思われる。
この裏には、もっと実利的なものも当然ある。
それはおそらく、小物を販売するお土産店としての役割から脱却を図るためではないか。
つまり、本来の家具を売るお店として、いかに大型商品を購買してもらうか?に挑戦し始めたのだ。
というのも、IKEAで商品を買う方法は2通りあるためだ。
1つは、店舗で実際に購入する。もう1つは、オンライン購入。
オンライン販売はあらゆる業界で伸びているが、もともと店舗数自体は少ないIKEAにとってはオンライン販売は基本戦略である。
渋谷店におけるIKEAのブランド認知拡大およびお土産屋さん的店舗の役割をある程度実施し終えた今、今後を見据えて、いわゆる本当の、ショールーム機能を強めて本来の「家具のオンライン販売」に舵を切ったのだ。おそらく。
これは、一応のヘビーユーザーである私のようなファンには、実はドンピシャに当てはまる戦略である。
というのも、IKEAで商品を買う前、私のようなファンは、しっかりと買うかどうかを見極めるからだ。
私の場合、IKEA商品に興味を持ったら、まずはHPを見る。
そして、欲しい家具があれば、まず都市型店舗を散策する。
そこには欲しい家具がたまたま並んでいることもあるし、ないことも多い。
次に、できればもっと商品を実感したいと考え、土日に大型郊外店舗まで出向いて実物を確認する。
そこで欲しい商品に出会っても、店舗では買わない。
家に戻り、本当にその商品でよいのかどうか、思いを巡らす。
家具を買うのだからそのくらい慎重になって良い。
大型店舗から帰宅し、またHPで検討し、何らかのタイミングが来ると、WEB注文する。
このような私の購買行動は、なんと、確実に「AIDMA」のステップを踏んでいる。
Attention(注意):商品やサービスについて知る
Interest(関心):商品に興味を持つ
Desire(欲求):商品を欲しいと思う
Memory(記憶):商品を思い出す
Action(行...