マルエーフェリー(奄美市)は10日、2018年3月から始めた鹿児島-奄美・沖縄航路で屋久島に寄港する実証運航について、3月21日の便を最後に休止すると発表した。奄美大島の世界自然遺産登録を見据え、上り便に限り始めたが、利用客の伸び悩みや燃料費高騰などを受け決定した。
寒気による強風のため、鹿児島交通は、鴨池・垂水フェリーの運航を7日午後4時50分発の便から見合わせる。鴨池港(鹿児島市)、垂水港(垂水市)をそれぞれ午後4時に出発する便まで運航する。
5日午後0時50分ごろ、鹿児島県薩摩川内市里町里の里港で、同市下甑町長浜の長浜港に向かうため出港しようと後進していたフェリーニューこしきの左側面が岸壁に接触した。直後に離岸しようとした際、可動橋にも接触し、船首部分に穴が開いた。乗客乗員22人にけがはなかった。
アスクルは1月30日から、船舶による拠点間輸送を開始した。埼玉県と福岡県の拠点間の輸送の一部を船舶とすることでトラックドライバーの労働軽減や二酸化炭素排出量の削減を図る狙い。
同社は物流子会社のASKUL LOGIST(同)とフェリー輸送などを手掛けるマリネックス、東京九州フェリーと組んで設立した東京九州フェリーモーダルシフトアスクル協議会で、アスクルの物流拠点である埼玉県内の物流拠点「ASKUL三芳センター」と福岡県内の物流拠点「ASKULLogiPARK福岡」の間の拠点間輸送を従来の10トン車によるトラック輸送からその一部を船舶に代替、横須賀から新門司間の輸送をフェリーとして、トラックによる陸送から船便へ昨夏から切り替えた(=写真)。なお、同取り組みは国土交通省の令和6年度モーダルシフト等推進事業に採択されている。
同社によると船舶による拠点間配送の一部切り替えで昨年8月から今年2月末までの累計で両拠点の拠点間配送で排出する二酸化炭素排出量は船舶輸送への切り替え前後で68.3%(141トン減)の削減となり、トラックドライバーの運転時間削減率は84.5%(1343.8時間減)となる見込みで、環境負荷権限や労働生産性向上に一定の効果があったとする。
今後は発着区間の増設を行う。なお、1月からアスクルのロゴをあしらった5台のラッピングシャーシ(車体)を用意して走行を開始
...more、同社が環境負荷軽減のためにモーダルシフトを推進していることをアピールする狙い。
坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」サウンドトラック(1982)録音に参加したことで知られる、世界的音響エンジニア、オノ セイゲンさんに映画と音、音楽についてのさまざまなトピックをきく企画です。