クリエイティブディレクター・Masaaki Iwaseのファッションブランド・LAST NESTが、2025年秋冬コレクション「Nightmares and Dreams」を本日2月13日に神奈川・川崎にてランウェイショー形式で発表。ラッパーのYZERR、T-Pablow、Vingoがショーに登場した。
記事のポイント
AIはデザイナーの代替ではなく、創造性を支援する「ツール」として活用されている。
AIによりデザインのスピードが向上し、サンプル作成や外注コストの削減が可能になった。
AIの活用が進む一方で、デザインの均質化や独創性の喪失を懸念する声もある。
AIは何年も前からファッション業界に進出しており、生成AIツールを試すデザイナーが増えるにつれて、デザインへの影響がさらに明らかになりつつある。AIをめぐる議論の多くはマーケティングとロジスティクスに集中しているが、デザインスタジオでは静かな革命が起きている。グルッポテディ(Gruppo Teddy)、メレル(Merrell)、プーマ(Puma)などのファッションブランドが、創造性を高めてワークフローを合理化するためにAIを活用しているのだ。
グルッポテディでAIとイノベーションの責任者を務めるマッティア・ジョルジ氏によると、テラノヴァ(Terranova)、リナシメント(Rinascimento)、カリオペ(Calliope)、QB24など、同社のすべてのブランドにおいて、AIがゲームチェンジャーになっているという。イタリアを拠点とする同社は、2023年の売上高を7億500万ドル(約1094億1330万円)と発表した。
「コスト削減だけでなく、効率性の向上、市場投入までの時間の短縮、最終製品の品質向上などにも...more貢献している」とジョルジ氏は述べた。「従来のワークフローでは何週間もかかっていたようなデザインのバリエーションを、何百種類も数分で生み出すことができる」。[続きを読む]
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