12日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円93銭円安ドル高の1ドル=154円37~47銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0378~88ドル、160円33~43銭。
12日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの先月の消費者物価指数が市場予想を上回ったことで円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=154円台半ばまで円安ドル高が進みました。根強いインフレが続けば、FRB=連邦準備制度理事会による利下げのペースが緩やかになり、日本とアメリカの金利差の縮小には時間がかかるという思惑が広がったためです。
週明け10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前週末比61銭円安ドル高の1ドル=151円95銭~152円05銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0301~11ドル、156円58~68銭。
6日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円12銭円高ドル安の1ドル=151円42~52銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0378~88ドル、157円25~35銭。
6日のニューヨーク外国為替市場では、日銀が早期の追加利上げに踏み切るのではないかという観測を背景に、ドルを売って円を買う動きが進み、円相場は、一時、1ドル=151円台前半まで値上がりしました。これは、去年12月中旬以来、およそ2か月ぶりの円高ドル安水準です。市場関係者は「7日に発表されるアメリカの雇用統計で労働市場の減速を示す内容が出ることを警戒する投資家もいて、円が買われやすい展開となっている」と話しています。