記事のポイント
TikTokは検索広告を広告事業の中核に据え、体制強化と人材採用を進めている。
広告主のあいだで検索広告の導入が進む一方で、成果にはばらつきがある。
TikTok自身も市場への展開は「初期段階」と捉え、慎重な拡大姿勢を示している。
TikTokのコマース戦略は停滞しているかもしれないが、検索分野への野心はますます加速している。
7月末、TikTokのシニアプロダクト戦略責任者であるネイサン・バルバガロ氏は、同プラットフォームがニューヨークのTikTok検索広告チームに加わるセールスリーダーを募集しているとリンクトイン(LinkedIn)に投稿した。
TikTok、検索広告を中核に
この役職の職務内容には、基本給が14万6700ドル(約2160万円)から25万6500ドル(約3780万円)の範囲で、採用された人物は「市場開拓戦略を策定し、当社のエンタープライズ事業全般における検索広告ソリューションの採用を推進する」と記載されている。さらに、現在TikTokの検索関連ポジションには、営業、エンジニアリング、製品チームなど、地域全体で122人の欠員が出ている。
TikTokが、広告主による検索結果への広告掲載を可能にしてから、1年近くになる。それはまだ広告事業の一部に過ぎないが、方向性は明白だ。TikTokは検索を広告事業の核心的な部分として位置付けたいと...more考えており、単なるアドオンではなく、広告事業の中核にしたいと考えている。
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The post TikTok 検索広告、導入進むも評価は分かれる 「映える」設計が鍵に appeared first on DIGIDAY[日本版].