今回の外相会合は、トランプ米政権発足後初めてのG7外相会合となる。ウクライナ情勢が主要なテーマ。G7各国の連携強化が注目される。
米国のトランプ政権による対外援助の一時停止が、タイにあるミャンマー人の難民キャンプでの医療サービスを直撃している。複数の医療施設が1月末に休止状態となり、一部の難民が医療の提供を受けられずに病状を悪化させたほか、退院を迫られた患者が周辺の公立病院に転院し、地元住民を支える地域医療の負担が増した。タ
トランプ米大統領は10日、米国に輸入される全ての鉄鋼とアルミニウムに対して25%の関税をかける命令書に署名した。関税の減免などの措置も設けない。
米国はカナダやブラジル、メキシコから多くの鉄鋼を輸入しているが、今回の関税の主要な標的は中国だ。
トランプ氏は関税の発表にあたり、「これは大変なことだ。米国を再び豊かにする」と語った。
中国は、鉄鋼の生産で他国を引き離しての世界最大手だが、米国が中国...
温室効果ガス削減目標の更新作業が世界的に遅れている。10日は地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」に基づき、各国が国連に新目標を提出する期限だったが、190以上の参加国の大半が間に合わなかった。期限を逃しても罰則はないが、トランプ米政権のパリ協定離脱の余波を受け、温暖化対策の機運停滞が懸念される。
中国政府は10日、米国に対する追加関税を発動した。米国産の石炭と液化天然ガス(LNG)に15%、原油や農業機械、大排気量の自動車に10%の追加関税を課した。トランプ米政権が4日に中国からの輸入品に対して一律10%の追加関税を発動したことに対する報復措置。貿易摩擦の深刻化が懸念される中で、両国による