チェイニー元米副大統領は6日、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領ではなく、民主党のハリス副大統領に投票する考えを明らかにした。トランプ氏に「二度と権力を委ねるわけにはいかない」と警鐘を鳴らした。
チェイニー氏は声明で「米国の248年の歴史において、トランプ氏ほど我々の共和国にとって大きな脅威となった人物はいない」と指摘。「有権者に拒絶された後も、彼は権力の座にとどまろうと噓(うそ)と暴...
11月のアメリカ大統領選挙をめぐり、共和党のブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニー氏が、同じ共和党のトランプ前大統領ではなく、民主党のハリス副大統領に投票する考えを明らかにしました。
アメリカのトランプ前大統領が不倫の口止め料をめぐって業務記録改ざんの罪に問われ有罪の評決が下された刑事裁判で、今月18日に予定されていた量刑の言い渡しが大統領選挙後の11月26日に延期されることになりました。延期の理由として、裁判官は書面で大統領選挙に影響を与えようとしているといった見方を避けるためだと説明しています。量刑の言い渡しは、ことし5月の有罪の評決のあと、当初は7月に行われる予定でした。しかし連邦最高裁判所が2021年1月のアメリカ議会乱入事件をめぐって「大統領在任中の公務としての行動は免責される」という判断を示したことを受けて、いったん延期されていました。