前回からの続き。投稿者さんには高2になる息子さんがいます。息子さんは1人で過ごす時間が大好きで、積極的にはお友だちを作ろうとしません。お休みの日には1人で遊びに行くことも多いようです。しかし親である投稿者さんとしては、「もっとお友だちを作ったらいいのに」「何か問題でもあるのかしら……」と心配しているのだそう。
しかし投稿内のママたちからは「ソロ活を楽しめるなんて素敵!」という声が寄せられました。また「うちの子もソロ活が好きです」とのコメントも見受けられ、1人の時間を楽しんでいる子が少なくないことがよくわかりますね。
友だちがいないのは、どうしても気になるかも……
とはいえ、やはり投稿者さんと同じように不安に思っているママたちもいるようで……?
『ずっと友だちがいないのは気になるね。人とコミュニケーションを取るのが苦手、誰かといるのが疲れるなら就活や就職したあとに苦労しそう……』
『社交性や協調性がなければ、これから先の人生でも選べる道は少なくなるよ。ある程度は人との会話や付き合いはできるようになったほうがいいよね』
1人で過ごすことが多い息子さんのことを心配する声もあがりました。「ひょっとして人とコミュニケーションを取るが苦手なのかもしれないね」と、投稿者さんの悩みに寄り添うようなコメントも……。ひょっとしたらこちらのママたちもわが子に対して同じように悩んでいるからこそ、息子さん
...moreの様子が気になったのかもしれませんね。
1人が好きでも、人づきあいができないわけじゃないでしょ
『息子さんは引きこもったり問題行動したりせず、ちゃんと学校にも通って1人で外出して……社会生活送れてるじゃん。世の中いろんな性格の人間がいるんだから、誰にも迷惑をかけていない息子さんを否定する必要はないよ』
『「1人が好き=人付き合いが苦手」という思い込みはやめたほうがいい。人付き合いをあまりしないという選択だってある。どちらが幸せかはその人次第だよ』
投稿者さんの話によると、息子さんは「人とコミュニケーションが取れない」というわけではなく、「誰かと一緒にいると気を遣いすぎて疲れてしまうタイプ」のようですね。決して人と仲良くなれないわけではなく、息子さん本人ができるだけ楽な時間を過ごすために、自ら人と深く関わるのを避けているだけなのでしょう。
『「高校生だから友人と遊んでほしい」と願う、親としての気持ちもわかる。でも1人の人間として、自分の行きたいところに行き1人でも有意義な時間を過ごすことができるのは素敵』
投稿者さんと息子さん、どちらの気持ちもよくわかる……と理解を示したママもいました。親としてはあれこれと心配になる瞬間もあるのでしょう。しかし息子さん本人が快適な時間を過ごすのがいちばんだと考えられたようです。
若いときにもっとソロ活を楽しんでおけばよかった!
『私は高3年で仲間外れにされて1人になった。それから1人の時間が意外と快適なことに気付いちゃった。バイトしたり、お出かけしたり勉強したり。今思えば水族館やテーマパークも1人で行けば良かったな。誰かといないといけない決まりなんてないから、楽しんだもん勝ち!』
『その歳でソロ活の良さを知っているなんて素敵よ。私も若いときにもっと楽しめば良かった』
高校生にしてソロ活を堪能する息子さんに、羨望の眼差しすら向けるママたちも……。「もし若いときからソロ活を楽しめていたら……」と思いを馳せる方もいたようです。学生のときには人の目が気になってなかなか1人では行動できなかったママたちも、大人になってからソロ活を楽しんでいるのかもしれませんね。
危ないことに巻き込まれないようにだけは気をつけて!
『楽しむのはいいけど、危ないことだけはしないように気を付けてあげてね』
『危ないことに巻き込まれないかだけが心配よね。遅くまで繁華街に1人でいたりしたら、親としては心配でしょ。電車の乗り間違えくらいなら可愛いけど、犯罪に巻き込まれたりした怖いもん』
『「ソロ活動中は連絡を取れるようにして、夜は明るくて安全な道を選んで歩いてね」って心配は伝えてもいいと思うよ』
息子さんのソロ活をポジティブに捉えたママたち。最後にひとつだけアドバイスが寄せられました。それは「危険に巻き込まれないようにすること」。複数人でいれば割と安心なシチュエーションでも、1人でいるがゆえに危険……ということもあるかもしれません。今後も1人での時間を楽しく過ごすためにも、危ないことはしない、夜はなるべく明るい道を歩く……など、ルールを決めておくのもいいでしょう。
「お友だちと遊ばないなんて、何か問題があるのかしら……」と心配していた投稿者さん。しかしママたちの話を聞く限り、息子さんが無理なく快適に過ごせているのであれば、今のスタイルが合っているのでしょう。これからも楽しく安全に、ソロ活を楽しめるといいですね。
文・motte 編集・みやび イラスト・わたなべこ...
子どもが中学生や高校生になると、友達と一緒にでかける機会も増えてくるのではないでしょうか。行動範囲も広くなるので、その分お金が必要になってくることも。ママスタコミュニティのあるママのお子さんも、友達付き合いでお金がかかっているようです。
『中学生の姉妹ですが、交際費がすごくかかって恐ろしいです。この間はそれぞれ大型ショッピングモールへ買い物や映画を観に行き、今度はそれぞれテーマパークへ行きます。普段はみんな勉強や部活、塾などを頑張っているので、遊びの話が出たら全員「行く行くー!!」となるそうです。娘たちももちろん嫌々参加ではなく、とても楽しみに参加しています。でも毎月子どもの交際費だけで数万円飛んでいき、正直ビックリしています。中学生のお子さんがいると、こんな感じですか?』
中学生の娘さんたちが、友達とのお出かけに月に数万円使うそうです。子どもたちがとても楽しみにしていることとはいえ、月に数万円の支出は家計を圧迫してしまいそうですね。この金額が一般的ならば仕方ないと思えるのかもしれませんが、子どもの友達付き合いの大きな出費は、他の家庭でもあるものなのでしょうか。
中学生の交際費は思った以上にかかる
『わかるよー。他に洋服代もかかる。女子は服だけじゃなく、バッグも靴もアクセサリーもいるし、メイクやスキンケアもする子はする』
『うちも中学生の娘がいて、交際費がかかる。イベントはことご
...moreとく参加するし。楽しそうにでかける約束をしたと聞くと、ダメとは言いにくい』
中学生の娘さんがいるママたちのコメントから、投稿者さんのお子さん同様にお金がかかることがわかりました。遊びに行くときの費用だけではなく、洋服やバッグなどの他に、スキンケアやメイク用品のお金もかかるそうです。親としては家計が心配になりますが、子どもが楽しみにしていることもあり反対はできないようですね。
交際費がかかりすぎ。年齢に応じた金額があるのでは?
『中学生からそんなお金のかかる遊びばかり覚えさせて、将来大丈夫? きちんとした身の丈にあった金銭感覚をつけさせるのも大事だと思うけれどね』
『少しは制限させたら? 中学生が限りなくお金使って遊ぶのはよくないと思うよ』
中学生の段階で友達付き合いに月数万円を使うのは、金額が大きいのでは? というコメントも。友達付き合いを大切にしたい気持ちもわかりますが、中学生には中学生なりのお金の使い方、そして金額があるのでしょう。今の感覚でいると、高校や大学に進学したときにもっとお金を使う友達付き合いをすることになる可能性も……。今のうちに、年齢や立場にあった金銭感覚を身につけさせることも必要になりそうです。
お小遣い制にしてやりくりさせるのもアリ
『お小遣いでやりくりさせたら? そんなに全部参加せずとも、選んで遊びに行ったらどう。少しは考えさせないとね』
『うちは毎月3000円。それで足りないなら遊びに行かない。それだけ。テーマパーク代も夏休み、春休みならあげるけど、毎月数万も渡さない』
子どもが使う交際費をお小遣い制にしてはどうでしょうか。お小遣いの範囲内でやりくりさせることも大切でしょう。ただし、夏休みなど長期休みには外出が増えたり、遠くまで足を伸ばしたりすることもあるので、お小遣いをプラスするなどしても良いかもしれませんね。
遊びやお金の使い方にメリハリをつけさよう
『遊ぶときは遊ぶ。勉強するときは勉強する。メリハリつけて楽しく過ごせるなら、それで良いと思うけど。毎日毎日学校、塾、勉強なんてつまらないわ』
中学生が毎月数万円を友達との遊びに使うのは、金額としては大きいかもしれません。家計への負担も大きくなり親としても心配ですから、お小遣い制にするなど、子どもにお金のやりくりをさせるのも大切になってくるでしょう。ただ、勉強や部活に子どもが普段から励んでいるならば、それ以外の楽しみも必要なのかもしれません。中学生にとって友達と遊びに行くのは、交友関係を保つことになりますし、何より息抜きになりそうですね。リフレッシュすることで、気持ちも新たに勉強などに打ち込めるかもしれません。メリハリのあるお金や時間の使い方を教えることも、親の役目といえるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・きなこ イラスト・Ponko
映画「きみに読む物語」や「ラ・ラ・ランド」などで知られる俳優のライアン・ゴズリング(42歳)が、あまりにもディズニーランドが大好きで、1人で同テーマパークに出没しているほどだという。