子育てにおいて大変なポイントはいくつかありますよね。そのなかでも初期の山場のひとつとしてあげられるのは”断乳”ではないでしょうか。ひょっとしたら今まさに断乳している最中……というママもいるかもしれませんね。今回の投稿者さんも断乳のことで悩んでいるようですよ。
『みなさんは断乳のとき、旦那さんの力を借りましたか? 断乳を旦那さんの協力なしでやった方はどのような方法で成功したか知りたいです。 ひたすら抱っこ? 背中をトントン? うちの子はおっぱいが大好きなので、今から断乳の期間が怖いです……』
「ママだけで断乳を成功させた人の体験談が知りたい!」と話した投稿者さん。ひょっとしたら投稿者さんは、自分の力だけで断乳をしようと計画しているのかもしれませんね。お子さんはまだまだおっぱいが恋しい時期だからこそ、戦々恐々としているのでしょう……。さて先輩ママたちはどのような方法で断乳を成功させたのでしょうか?
あの手この手で断乳に成功
ママたちは断乳のためにさまざまな策を練ったようですよ。
『抱っこでお散歩したり、ドライブして寝かしつけ。絆創膏貼ってお風呂でも水着をつけて、とにかくおっぱいが見えないようにしてた』
『日中におっぱいをあげないとこから始めて、欲しがらなくなったら夜の寝かしつけにもあげないようにした。夜中にたくさん泣いたときは、少し水を飲ませたかな』
無理なく
...more断乳を終わらせるために、いろいろなことを試したママたち。コメントを読む限り、基本的にはお子さんがなるべくおっぱいのことを考えないような行動をとったようです。どうしても欲しがって泣く場合には、お水やお茶など代わりのものを飲ませるようにしたママもいました。
子どもと約束して、無事に断乳!
お子さん本人と事前に約束をしておいたというママも現れました。
『1週間くらい前から「もうすぐおっぱいはバイバイね」と事前告知して、断乳初日に乳首に絆創膏貼った。割とすんなりやめられた』
『何日も前から「あと何回寝たらバイバイね」って約束した。断乳開始日に子どもが気にいる枕を買いに行ったよ。そしたら子どもは枕が使いたくて断乳できた』
『1才3ヶ月で断乳した。あらかじめカレンダーに印をつけて、「この日におっぱいとバイバイね」って。2週間くらい前からだったかなぁ? はじめはぐずって機嫌悪かったけど、きっちりその日からおっぱい飲まなくなったよ』
「もうすぐバイバイだからね」と事前に伝えておくことで、お子さんも決心をしやすいのかもしれません。カレンダーに印をつけて毎日一緒に見るようにすると、お子さんもわかりやすいでしょう。最初のうちは「嫌だ!」と拒否をする可能性もありますが、幼心ながらに「バイバイするのを頑張ろう」と思えるのではないでしょうか。
断乳するのは大変だった……
割とすんなりと断乳ができたママたちがいる一方で、さまざまな工夫を凝らしながらもかなり苦戦したというエピソードも……。
『とりあえず泣き止ますのに抱っこしてた。近所迷惑になるから、全然泣き止まないときはとにかくひたすら抱っこ。私も泣きながら抱っこしてたよ』
抱っこでしか泣き止まない子も、中にはいますよね。きっとママの腕の中がとても心地いいのでしょう。とはいえママとしては大変なものかもしれません。「泣きながら抱っこしていた」というひと言に、育児の大変さとお子さんへの愛情を深く感じられそうです……。
『早々に離婚してシングルマザーになったから、朝から仕事だし地獄だったな。眠い目をこすりながら夜中にドライブに連れていったら癖づいて、余計にドライブに行かないと泣き止まないという悪循環になった。あまりにもキツすぎて、私が「泣くのやめてくれー」って泣いたら、次の日から朝までおっぱいなしで寝るようになったよ。それで断乳できた』
シングルマザーということもあり、お仕事と育児のどちらにも全力投球をしていたママもいました。良かれと思って連れて行ったドライブで、逆にママが困った状況に陥ってしまったようです。きっとお子さんにとってはとても楽しい時間だったのでしょうね。とても大変だったとはいえ、ママが「つらい」と泣く様子を見ておっぱいを欲しがらなくなった……というエピソードは、なんだかほっこりしてしまうのではないでしょうか。子どもながらにママのことを思いやったのでしょう。お子さんもママが大好きなことが伝わってきますね。
断乳にチャレンジしようと計画している投稿者さん。ママたちのコメントを読む限りでは、ひとりで断乳を成功させるには、さまざまな工夫が必要なのかもしれません。ママたちのアドバイス通り、お子さんと断乳の日を約束したり、お散歩やドライブなどで気を紛らわせたりしながら断乳に挑戦するのがいいかもしれません。投稿者さんが無事に断乳を終えられるといいですね。
みなさんが断乳を成功させた方法は、何かありますか?
後編へ続く。
文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko...
【第1話】から読む。
前回からの続き。3年前の話です。私・アヤカは3歳の息子を育てるシングルマザーです。最近付き合いはじめた彼は同じバツイチ。私はシュウイチが前妻との子どもたちと会うのが嫌でたまりませんでした。しかし母からは「彼の実子のことも受け入れなさい」とアドバイスされたのです。
前妻との子どもたちが泊まりにくる日、シュウイチは一緒にテーマパークへ遊びにいくことにしたそうです。私は勇気を出し、シュウイチとのデートの途中でこう切り出しました。
とたんにシュウイチは眉をひそめ、少し迷惑そうな顔をします。「それはちょっと遠慮してもらえないかな、子どもたちとは久しぶりに会うから」とやんわり断られましたが、私はどうしても行きたいと伝えました。
ずっとグルグルと悩み続けていたけれど、もう胸の内に抱えておけませんでした。思わず本音が口からこぼれ出てしまいます。
話し合いを続けましたが、シュウイチは結局「私とヒナトには来てほしくない」という主張を変えることはありませんでした。その後、私は「シュウイチ、今ごろ子どもたちとテーマパークにいるのかな……」などと悶々としながら過ごすことになったのです。どうしたら私の気持ちをシュウイチに理解してもらえるのか、悩み続ける日々です。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
タレント・女優として幅広く活躍する青木さやかが、著書『母が嫌いだったわたしが母になった』(KADOKAWA)を2月21日に上梓した。母親への複雑な思いをつづった初のエッセイ集『母』(中央公論新社)にも大きな反響があったという青木だが、今回の・・・