いよいよ2023年も、最後の1か月へと突入。そこで、ラストスパートをかける前にオススメの映画として、再起をかけた2人の女性を描いた『女優は泣かない』をご紹介します。今回は、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。蓮佛美沙子さん【映画、ときどき私】 vol. 619数々の話題作に出演し、近年は『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』や『スイート・マイホーム』などでも注目を集めている蓮佛さん。本作では、崖っぷちに立たされた女優・梨枝をユーモアたっぷりに好演しています。そこで、自身が苦境に立たされた経験やどん底を抜け出せたきっかけとなった出会い、そして挑戦中の新たな夢などについて語っていただきました。―脚本を読み終わった瞬間に「絶対にやりたい」と思われたそうですが、決め手となったのは何ですか? 蓮佛さん コメディ作品は、テンポや間が1秒違うだけで面白みが変わってしまう奥深さがあるので以前から好きでしたが、この作品は脚本で描かれている笑いの方向性がとにかく面白くて、大好きだったんです。しかも、ただのコメディではなくて、家族との関係性などの普遍的なテーマも描かれていて、気が付いたら泣いていて。映画のキャッチコピーで「笑って泣ける」というのをよく耳にしますが、この作品は私にとってまさにそんな映画だな、と。これほどまでにコメディ要素とハートフルな要素が無理なく共存している映画というのはなか
...more なかないですし、キャラクターも面白かったので、ぜひ出たいと思いました。「いま撮りなさい」と映画の神様に言われていると感じた―撮影中はたくさんの奇跡が起きたそうですが、そのなかでも印象的なエピソードがあればお聞かせください。蓮佛さん 今回は熊本県の荒尾市で3週間ほど撮影をしていましたが、いつもなら雨が多い時期だったにもかかわらず、地元の人が驚くぐらいとにかく天気がよかったんです。あとは、ロケハンで行ったときは風が強かった場所があって、私の髪の毛がメデューサみたいにならないか監督と心配していたんですけど、本番になったら無風だったり。一番びっくりしたのは、撮影最終日に外ロケを終えた後、屋内のシーンを撮るためにすべての機材を部屋のなかに運び終わった瞬間、雨が降ってきたことです。コロナ禍の影響で2021年から撮影が1年以上止まったこともありましたが、「いま撮りなさい」と映画の神様に言われているみたいで、鳥肌が立ちました。―それはすごいですね。また、ドラマ部志望の若手ディレクター・咲を演じた伊藤万理華さんとのやりとりも絶妙でしたが、共演されてみていかがでしたか?蓮佛さん 万理華ちゃんは役者として私と真逆のタイプだと思いますが、ほんとに天才だなぁと思いました。それが私にとっては刺激的でしたし、彼女の自由さやフワッとした本能的な感じがすごく好きでした。あと、お芝居をしていて思ったのは、「相性がいいってこういうことなのかな」ということ。初めてご一緒しましたが、テンポ感がバチっとハマる瞬間がすごく多かったので、最高の相棒に出会えて本当に幸せでした。終わったことは考えすぎないようにしている―撮影の合間は、どのようにして過ごされていましたか?蓮佛さん お互いに「無理に話さなきゃ」とかもなかったので、本当に居心地がよかったです。万理華ちゃんはどこでも寝る子なので、気が付いたら衣裳部屋でベンチコートにくるまってミノムシみたいに寝てたりして。私はその様子をこっそり写真に撮って、「まりっかの寝相フォルダ」を作るのが楽しかったです(笑)。―素敵な関係性ですね。劇中で梨枝は“カメラの前では泣けない女優”として描かれていますが、ご自身にも実は苦手なことはありますか? 蓮佛さん 私も泣くのは得意ではないですね。脚本のト書きに「一筋の涙」と書いてあると、「そんな簡単に言わないで」とか思ってしまうので(笑)。いまはもう割り切って向き合ってはいますけど、いくら心が泣いていても、物理的な表現がないと正解とされない感じに少し構えてしまうというか。でも、泣き芝居の話とは変わっちゃうんですけど、最近は苦手なこと、うまくいかないことがあっても、「まぁそんなこともあるよね」と考えるようにしています。―ということは、それまでは引きずってしまうことが多かったと。蓮佛さん そうですね。家に帰ってからもずっと一人反省会をしていましたが、いまはなるべく終わったことは考えすぎないようにしています。自分のなかでいろんな変化を感じている―そんなふうに心境が変化したきっかけがあったのでしょうか。蓮佛さん 心に負担のかかる役が多かった時期に自分のコンディションも悪くなってしまい、もう少しいろんなことを切り離す必要があると思うようになって。もちろんまだ反省することはあるものの、このスタイルのまま行くのはよくないなと感じたので、ここ数か月の私のスローガンは、何事においても「まぁ、いいか」です(笑)。15歳で仕事を始めてから基本ずっと同じスタイルでやってきましたが、いまが変えるタイミングなのかもしれませんね。私はお家が大好きで引きこもり体質なのですが、最近旅行に行ったりして、「次はここに行くためにがんばろう」みたいなのもいいな、と思ったり。ここ最近で、いろいろと自分のなかで変わってきているのを感じています。―そういう気持ちは大事だと思います。ちなみに、現場で無理難題を言われる劇中の梨枝のような経験もありますか? 蓮佛さん 無理難題とはちょっと違うんですが、『ドン・ジュアン』というミュージカルに参加させていただいたときに、事前に踊れないことは伝えていて、「蓮佛さんの役は踊らないから大丈夫です」と言われていたのに、稽古場に行ったら踊りがたくさんあって「聞いてた話と違う!」となったことはありました(笑)。私以外みんなダンスの経験者だったので、本当にあれは苦しい時間でしたね(笑)。―でも、そんな大変な局面でもプロとして最後までやり切ったところはさすがですが、ご自身が貫いていることといえば?蓮佛さん プロの定義というのは難しいところですが、私が個人的に意識しているのは、「自分の役に顔向けできないことはしない」です。それがどんな役でも、いただいた役の顔に泥は塗りたくないので、どれだけ役に対して誠実でいられるかは自分にずっと問いかけています。適当にやったり、「こんなもんでいいか」と思ったりは絶対にしたくないです。人との出会いに恵まれたおかげで、乗り越えられた―どんな仕事にも通じるような素晴らしい心がまえですね。また、本作では人生のリスタートも描かれていますが、ご自身にとっても転機となった出来事はありますか?蓮佛さん 『リトル・ナイト・ミュージック』という作品で初めてミュージカルに挑戦したのですが、公演期間中ずっと良いコンディションを維持することが私には難しくて。喉を壊してしまって、生まれて初めてボロボロに挫折しました。―どん底の状態から、どうやって這い上がってきたのでしょうか。蓮佛さん 抜けたと思えたきっかけは、先程もお話した『ドン・ジュアン』に出演したとき。オファーをいただいたとき、お断りする選択肢もあったのですが、「ここを逃したらずっとトラウマのままになってしまうかもしれない」という思いもあったので、やってみることにしました。緊張からご飯が喉を通らないときもありましたが、主演を務めたKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔くんがあるとき、すごく体調が悪いなかそれを観客にまったく気づかせないくらいのパワフルなパフォーマンスをされていて。そんなふうにピンチを乗り越えている人を初めて目の当たりにして、衝撃を受けました。そういう背中を見せてもらったおかげで、別の舞台に出演したときにはなぜかほとんど緊張しなくなっていて。そのときに「少しは克服できたのかな」と思えたので、藤ヶ谷くんには足を向けて寝られません(笑)。私は人との出会いに恵まれている人生だと思っていて、こうやっていろんな方から力をもらうことで、乗り越えてきたと感じています。周りに感化されることなく、心のままに生きてほしい―そして現在は、海外作品のオーディションにも挑戦されているとか。蓮佛さん 25歳のときに、お休みが取れたので、ロサンゼルスに2週間の語学留学をしたことがありました。事前にちゃんと勉強をしていなかったこともあって、学校に行っても何も成果が出ず、あとでもったいないことしたなと。いい経験はできましたが、お金を無駄にしてしまった気がしたので、「無駄ではなかった」と思うために日本に帰ってからオンラインの英会話教室に入りました。それからは、走り出したら止まらない3歳児みたいにやめられなくなっちゃったんですよね(笑)。でも、海外のオーデ...
【第1話】から読む
前回からの続き。ずっと仲良しの友達だったのに、「成績」が原因でその関係が変わってしまった……。高校受験をきっかけに、子どもが親友からイヤがらせをされるようになってしまった親子の体験談です。
【エピソード】
ナカムラさん(45歳)の娘のナナちゃんには、小学校から親子ぐるみで仲良しの友達、マリカちゃんがいます。ナナちゃんは、勉強ができるマリカちゃんを尊敬しているようです。高校受験に向けて塾に通うようになったナナちゃんは、みるみる成績を伸ばしました。その様子を見たマリカちゃん親子は、ナナちゃんの成績を気にしてきて、ナカムラさん親子を戸惑わせるのでした。中3になったナナちゃんは、ついに学年総合2位をとります。マリカちゃんママに勉強法を聞かれたナナちゃんママは、得意になって話してしまいます。その結果、マリカちゃん親子からイヤがらせをされるようになり、距離をおくことに決めました。それでもマリカちゃんはしつこくナナちゃんに絡んできて、学校でケンカになってしまったようです。
ナナちゃんが学年総合2位をとって、少し得意になってしまったナカムラさん。「ママ、マリカちゃんのママに何か言った?」と問われ、子どもたちのケンカの原因は自分にもあったかもしれないと反省します。
第12話 マリカちゃんママからの攻撃
【編集部コメント】
ナナちゃんが好成績をとって少し得意にはなっていま
...more したが、マリカちゃんより上位だと自慢したつもりはなかったナナちゃんママ。まさかマリカちゃんが3位以下だったとは……。とはいえマリカちゃんママの暴走ぶりはフォローできません。もう関わらないほうがよさそうですね……。
【第13話】へ続く。
原案・編集部 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ
元AKB48でタレントの小嶋陽菜が26日、公式YouTubeチャンネル『HARUNA KOJIMA's cat nap』を更新。3人組ユニット・ノースリーブスの高橋みなみ、峯岸みなみと、秋元康氏のエピソードを披露した。
キリンビールは12月1日より、「氷結®️無糖」シリーズのリニューアルを記念したキャンペーンを開始する。キャンペーンは、お笑い芸人から声優まで幅広い分野で活躍する7名が「氷結®️無糖」の魅力を本音で語る内容となっている。
ぴよ山ぴよ太 (@piyo_hiyokoman)さんが投稿した、コメダ珈琲店でのエピソードに注目が集まっています。
コメダで本読んでたらめっちゃうるさい集団が入ってきたから勇気だして「ちょっと静かにしてもらえますか?ハロウィンは終わりましたよ?」て顔を2時間くらいしてたら逃げるように出て行ったから帰るとき可愛い店員さんに「ありがとうございました~」てお礼いわれた
— ぴよ山ぴよ太 (@piyo_hiyokoman) November 1, 2022
んん…?( ¯꒳¯ )
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ズッコケ不可避
勇気を出して注意したのかと思いきや、表情で訴えていたのですね(笑)
店員さんのありがとうございましたは感謝じゃなく、通常の(以下略)
— 家ではメガネ (@aflotown) November 1, 2022
読み手の予想を裏切る文章に、たまらず吹き出してしまいました( *´艸`)
関連:「この揚げ出し豆腐ぬるいわ」と怒鳴る男性。店内に緊張が走り…
みんなの反応
●何もしてないやんけwwwwww
●全然逃げてなくて草
●それたぶん全部ちがうやつ
●このセンス大好
...more き
クスリとなる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。