イスラエル軍は16日、対シリア攻撃を始めた14日以降の3日間で160カ所以上を攻撃したと発表した。地元メディアが報じた。少数派イスラム教ドルーズ派とベドウィン(遊牧民)の武装勢力の衝突が続く南部スワイダ県が中心だが、首都ダマスカスの暫定政府の国防省なども攻撃。ドルーズ派保護を求め暫定政府への圧力を
国連人権高等弁務官事務所は15日、パレスチナ自治区ガザで支援物資を受け取ろうとして殺害された住民が13日までに計875人に上ったと発表した。ガザでは5月下旬から米国とイスラエルが主導する「ガザ人道財団」の配給拠点周辺でイスラエル軍の発砲が相次いでいる。この拠点周辺の死者が最多で674人に上るという
イスラエル軍は15日、隣国レバノン東部のベカー高原を空爆した。敵対する、イスラム教シーア派組織ヒズボラの訓練施設を狙ったとしている。レバノン国営通信によると、この空爆で12人が死亡した。ロイター通信…
パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラト難民キャンプの給水所で13日、イスラエル軍のミサイル攻撃があり、水を取りに来ていた子ども6人を含む10人が死亡した。軍は誤爆を認め、「技術的なミス」と説明した。ロイ…
ガザ、レバノン、そしてイラン――。 パレスチナ自治区ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルは、過去1年半あまりで、イスラム教シーア派組織ヒズボラやイランとも対峙(たいじ)し、戦線を拡大してきた。人口わずか1000万人弱のこの国は、どうやってこれだけの兵力を確保しているのか。