パレスチナ自治区のイスラム組織ハマスは10日、ガザ地区で15日に予定されていた人質の解放を遅らせると発表した。イスラエル軍が住民を攻撃し、ガザ北部への住民の帰還を遅らせるなどの停戦合意違反があったと主張した。
イスラエル軍が9日、パレスチナ自治区ガザ地区中部のネツァリム回廊から撤退した。イスラエル軍の撤退は、イスラム組織ハマスとの間でかわした停戦合意の一環。
ハマスは声明で、イスラエル軍がネツァリム回廊から完全に撤退したと明らかにした。回廊はガザを北と南に隔てており全長は6キロで、イスラエルとガザとの境界から地中海へとのびている。
ハマスは、イスラエル軍の撤退について、「我が国民の意志の勝利だ」と主...
イランの最高指導者ハメネイ師が8日、首都テヘランでイスラム組織ハマスの幹部らと会談した。ハメネイ師はパレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍との戦いをたたえ、今後も支援していく姿勢を示した。 AFP通信…
パレスチナ自治区ガザ地区の停戦を巡り、イスラエルメディアは7日、イスラエルの交渉団が8日に仲介国のカタールへ向かうと報じた。恒久的な停戦を含む「第2段階」に進むための本格的な協議が始まるとみられ、イスラエル軍のガザからの完全撤退や人質解放の手順などが協議される見通しだ。ただ、イスラエルのネタニヤフ
トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。トランプ氏は会談後の共同記者会見で、パレスチナ自治区ガザ地区について、米国が「長期的に所有」する意向を表明した。イスラエル軍による攻撃などで倒壊した建物や不発弾を撤去し、経済開発を進めるという。