ディズニー実写版『リトル・マーメイド』でアリエルを演じたハリー・ベイリーさん(5月15日、イギリスプレミアにて)日本では6月9日に公開される【もっと読む】分かっていたけどあまりにも「カニ」すぎる。実写版『リトルマーメイド』セバスチャンのビジュアルが衝撃的だったディズニーの実写版『リトル・マーメイド』が6月9日、ついに日本で公開される。それに先駆け、アニメーション版『リトル・マーメイド(1989年)』が6月2日午後9時から金曜ロードショー(日本テレビ系)で放送される。アニメーション版『リトル・マーメイド』の製作秘話や豆知識など、さらに作品を楽しむための10の「知られざる裏話」を紹介しよう。1. 今や名作と呼ばれているが、『リトル・マーメイド』に対する公開前の期待値は低かった公開数年前から状況は少しずつ好転していたものの、『リトル・マーメイド』はディズニーの低迷時代末期に制作されており、あまり期待されていなかった。また、当時ディズニーの会長であったジェフリー・カッツェンバーグ氏は、この作品が「女の子向け映画」であることが成功の妨げになるのでは、との懸念を持っていたという。実際は、アニメーション版『美女と野獣』『アラジン』『ライオン・キング』などのヒット作を世に出した1990年代の「ディズニー・ルネッサンス」期の皮切りとなった。2. 映画の代表曲、『パート・オブ・ユア・ワールド』はカット...moreされる予定だった初期段階での観客からのフィードバックでは、若い観客はこのバラード曲を退屈に感じたようで、カッツェンバーグ会長はこの曲全体をカットするよう要請したという。しかし作詞家のハワード・アシュマン氏がディズニーに「私の目の黒いうちはそんなことはさせない」と述べ、辞職すると脅したと言われている。結局、監督のロン・クレメンツ氏とジョン・マスカー氏が、MGMスタジオも『オズの魔法使い』から今では名曲の『虹の彼方に』を同様の理由で削除しようとしていたとカッツェンバーグ会長に伝え、カットを免れた。3. 『パート・オブ・ユア・ワールド』に出てくる絵画は実在する曲中に、絵画に描かれた火を触りながら、アリエルが「なぜ火は燃えるの、教えて」と歌うシーンがある。その絵画は画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによって1600年代に描かれた「Magdalene With The Smoking Flame」という作品だ。4. アリエルが赤毛である理由実は、スタジオの重役たちは金髪を望んでいた。でもアニメーターたちは、緑の尻尾とのコントラストの見え方や、アニメ化しやすいという理由で赤毛を望んでおり、論争があったそうだ。結局、ディズニーがその数年前に公開し人気を博した映画『スプラッシュ』に登場するマーメイドと差別化するため、今みんなに愛される赤毛のアリエルに決決定したという。5.作品中に描かれている泡は全て手描き。同じ泡は二つとない。ディズニーは、『リトル・マーメイド』に登場する泡の数は約100万個だと推定する。当時人手が足りなかったため、対応するために泡は中国のアニメーションスタジオ、パシフィック・リム・プロダクションが担当したという。次に映画を見るときは、人の手で一生懸命描かれた泡にも注目してほしい。6. 魔女「アースラ」の触手のアニメーションは、最大の難関だったそれが理由で、最終的にアースラの触手は8本ではなく6本になったそう。7. 蟹のセバスチャンはジャマイカ出身ではないセバスチャンの声優を務めたサミュエル・E・ライト氏によると、収録時に使ったアクセントは、トリニダード島のアクセントだそう。8. ちなみにサミュエル・E・ライト氏は、セバスチャン役として、2枚のレゲエアルバムをリリースしている9. 『リトル・マーメイド』はディズニーを商業的に復活させただけでなく、長年ご無沙汰だったアカデミー賞も受賞した同作品は第62回アカデミー賞で歌曲賞(アンダー・ザ・シー)と作曲賞を受賞し、1971年制作の『ベッドかざりとほうき』が視覚効果賞を受賞して以来、18年ぶりにアカデミー賞を受賞したディズニー映画となった。10. この映画は2023年の実写版リメイク前にも、2つの続編、テレビ番組、ブロードウェイミュージカルになっている。『リトル・マーメイド2:RETURN TO THE SEA』は2000年に公開され、その8年後には『リトル・マーメイド2:はじまりの物語』という前日譚も公開された。また、テレビシリーズ『ハウス・オブ・マウス』やプレイステーション2ゲームの『キングダム・ハーツ』でもアリエルとその仲間たちを見ることができる。ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。関連記事:実写版『リトル・マーメイド』の歌詞、王子の「同意ないキス」を変更ハリー・ベイリーが『リトル・マーメイド』代表曲を熱唱。その歌唱力に「彼女以上に完璧なアリエルはいない」【激ムズ】ディズニー映画に潜む隠れキャラ、気づいた?公式の4問、本物のファンしか解けない...クリックして全文を読む...
長野、岩手盛岡でのでの公開が決定!家族レンタルサービルなどを展開する株式会社ファミリーロマンスの代表石井裕一の著書『人間レンタル屋』を映画化した映画『レンタル×ファミリー』。6月10日からの渋谷ユーロスペースでの公開に加え、7月21日から長野県の千石劇場、今秋から岩手県盛岡の中央映画劇場での公開が決定した。演技派俳優、注目の若手俳優が共演人間レンタル屋として依頼者の家族を演じる主人公・三上を演じるのは、塩谷瞬。夫のDVに耐えかね、シングルマザーとなった依頼人・朋子に「全裸監督」などで演技力が高く評価されている川上なな実。依頼人である母を突然亡くし、それまで父だと思っていた三上から真実を伝えられる娘の菜々子役は700人のオーディションから選ばれた白石優愛。さらに、でんでん、野見隆明、鈴木ふみ奈など個性的なキャストが揃い、いびつな人間ドラマが誕生した。■映画『レンタル×ファミリー』公式ホームページhttps://rentalfamily-movie.com/■映画『レンタル×ファミリー』予告編https://www.youtube.com/watch?v=ZjbbXaZo-Os■千石劇場http://www.sengokugekijyou.com/■中央映画劇場https://chugeki.jp/<キャスト>三上健太役:塩谷瞬(しおや しゅん)02年特撮TVドラマ「忍風戦隊ハリケンジ...moreャー」の主役ハリケンレッド役で俳優デビュー。以降「Dr.コトー診療所」「白夜行」「弁護士のくず」といった話題のドラマに出演。映画では井筒和幸監督の「パッチギ!」(04)で主役を務め日本アカデミー賞の新人俳優賞やヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞。「出口のない海」(06)「象の背中」(07)「少女たちの羅針盤」(10)「アウターマン」(15)「ヴィヴィアン武装ジェット」(17)「母 小林多喜二の母の物語」(17)などに出演。河合朋子役:川上なな実(かわかみ ななみ)ドラマ「全裸監督」(武正晴監督・内田英治監督)にて注目を集める。他出演作に「東京の恋人」(下社敦郎監督)(主演) 「悲しき天使」(森岡利行監督)「メイクルーム」(森川圭監督)「下衆の愛」(内田英治監督)「ゾッキ」(竹中直人監督・山田孝之監督・齋藤工監督)など。佐々木菜々子役:白石優愛(しらいし ゆあ)テレビ小説『ごちそうさん』(‘13年/NHK)でドラマデビューし、映画『たまえのスーパーはらわた』(’18)、『思い、思われ、ふり、ふられ』(’20)、ドラマ「ドゲンジャーズ~ハイスクール~」(’22/KBC)、恋愛番組「恋愛ドラマみたいな恋がしたい~Kiss me like a princess~」(’22年/ABEMA)になど出演。浅田浩二役:でんでん「の・ようなもの」(森田芳光監督)で映画デビュー。数多くの映画、ドラマ、舞台作品に出演。その独特な存在感とキャラクターはどの役柄にもリアリティを持たせ、日本の映像作品には欠かせない俳優として活躍。「冷たい熱帯魚」(園子温監督) で第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など国内の助演男優賞を次々と受賞。<監督プロフィール>阪本武仁(さかもと たけひと)NCF映像2期にて井筒和幸監督に師事。『パッチギ!』(04/井筒和幸監督)に演出部ボランティアスタッフとして参加。その後上京し『大帝の剣』(06/堤幸彦監督)、『手紙』(07/生野慈朗監督)、『キトキト!』(07/吉田康弘監督)、『20世紀少年~もう1つの第二章~』(08/堤幸彦監督・木村ひさし監督)、『告白』(09/中島哲也監督)などの作品に助監督として参加。映画『エターナル・マリア』(2016)で長編映画の初監督を努める。本作が2作目。映画『レンタル×ファミリー』■公開:2023年公開■原作:石井裕一著「人間レンタル屋」(鉄人社)■出演:塩谷瞬、川上なな実、白石優愛、野見隆明、でんでん 他■脚本・監督:阪本武仁■プロデューサー:南 陽、小林加奈■共同プロデューサー:和田裕之■制作プロダクション:アリエルガーデン■配給:Atemo■著作表記:(C)『レンタルファミリー』製作委員会配信元企業:株式会社アリエルガーデンプレスリリース詳細へドリームニューストップへ