たまこんぶ (@Tamakombu)さんが投稿した、ある絵本にまつわるツイートに注目が集まっています。
半分冗談で買った相対性理論と量子力学の絵本、息子のお気に入りで何百回と読まされているので苦痛。誰がこんな絵本買ったんだよ、私だよ。 pic.twitter.com/fKRQywcBfV
— たまこんぶ (@Tamakombu) September 19, 2021
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相対性理論に量子力学!?Σ(゚Д゚)
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英才教育
1歳児が読む絵本とは思えないほど難しそうなテーマです。
僕(理系)の研究室の先生が、子供に最初に足し算じゃなくて量子力学の計算ルールを教えていった方が色々簡単になるし、世の中変わるんじゃないかと言ってました(笑)是非お試しください(笑)将来ノーベル賞狙えますよ!
— 笛吹 (@fuefuki1987) September 20, 2021
息子さんの将来が楽しみですね(*^_^*)
関連:『女性の偉人漫画シリーズ』を読んだ娘。その感想は…えぇ
みんなの反応
●こんなのあるんだ!大人も学びがありそう
...moreでいーですねこれ
●きっと前世はアインシュタインかシュレディンガーですね
●うわぁ〜めっちゃええ絵本やんwww
●子どもに早すぎる学習って無いのかもしれませんね。何でも触れさせてあげる環境が大事かなぁと感心しました!
驚きのタイトルに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!
『1000XResist』日本発売決定大好評のサイコスリラーが、完全日本語対応で今年後半に登場。2025年には『Afterlove EP』など、Fellow Travellerのさらなるタイトルが登場予定。2024年9月11日-オーストラリア、メルボルン:ナラティブゲームのパブリッシャーであるFellow Travellerは、今年初めに日本で発売された『Citizen Sleeper』の成功に続き、サイコスリラー『1000XResist』と、ビジュアルノベルにインスパイアされたミュージカルアドベンチャー『Afterlove EP』を、完全にローカライズされた日本語対応で発売することを発表した。1000XResist『1000Xresist』は、バンクーバーを拠点とするスタジオsunset visitor 斜陽過客によって開発され、Nintendo SwitchとSteamで今年後半に日本で発売される予定。批評家は1000XResistを 「ストーリーテリングの革命 」と呼び、「美しく書かれ、壮大に視覚化された複雑で豊かなフィクション 」と称賛。Fellow Travellerとsunset visitor 斜陽過客は、このシナリオを日本のゲーマーと共有できることに喜びを感じている。1000xResistは、人類がほとんど絶滅した遠い未来を舞台に、ALLMOTHERと呼ばれる唯一の
...more生存者からクローンされた「シスター」の一人、Watcherの物語。ALLMOTHERの記憶を追体験し解釈する儀式である「コミュニオン」をWatcherが初めて経験する日、彼女に恐ろしい事実が突きつけられる...。千年前の嘘の重みが肩にのしかかるとき、あなたはそれを暴くことを選ぶのか、それとも隠すことを選ぶのか?『1000xResist』は、実存的・心理的なアイデアを追求したダークで手に汗握るスリラーゲームで、プレイヤーは予想外の展開が待ち受けるストーリーに魅了されるはず。その複雑なディストピア的物語は、アイデンティティ、人種差別、世代間のトラウマといったテーマに取り組み、ゲーム『NieR:Automata』の横尾太郎、アニメ『エヴァンゲリオン』の庵野秀明や『パーフェクト・ブルー』の今敏、演劇『アインシュタイン・オン・ザ・ビーチ』のロバート・ウィルソンらからインスピレーションを得ている。『1000xResist』は、インディペンデント・ゲーム・フェスティバル2024の3つの賞(Excellence in Narrative,、the Nuovo Award、 and the Seumas McNally Grand Prize)にノミネートされた。推定プレイ時間は10時間を超え、アジア系カナダ人俳優による15,000行を超えるフルボイスのセリフが特徴。sunset visitor 斜陽過客についてsunset visitor 斜陽過客 は、カナダのバンクーバーを拠点とするインディペンデントゲームスタジオ(コースト・サリッシュ民族のx?mθk?y(Musqueam), Sl?w?(Tsleil-Waututh)、Skwxwú7mesh(Squamish)の伝統的な土地に拠点を置く)。ニューメディア・アーティストのレミー・シウによって設立されたSunset Visitorは、実験的な舞台芸術での経験をインタラクティブ・メディアに生かそうとしている。チームは、スペキュラティブ・フィクションのレンズを通して多様なストーリーを伝えることに専念している。??ウェブサイト: https://www.sunsetvisitor.studio/X(旧Twitter): https://twitter.com/1000xResistAfterlove EPインドネシアのスタジオPikselnesiaが開発した『Afterlove EP』は、Nintendo Switch、Sony PlayStation、Microsoft Xbox、Steamで2025年初頭に日本上陸予定。現代のジャカルタの賑やかな街を舞台にした『Afterlove EP』は、若いミュージシャンのラマが、ガールフレンドのシンタが不慮の死を遂げた後、自分を見失ってしまうというストーリー。友人やバンド仲間たちが彼のそばに集まる一方で、ラマはシンタと分かち合った世界を手放そうともがく。彼女の声が頭の中に響く中、ラマは前に進み、初めてのEPを完成させ、そして再び愛を見つけるという困難な状況に直面することになる。Afterlove EPは、様々なジャンルのカラフルなミックステープが登場する日常系ゲームで、恋愛ゲーム、リズムゲーム、ビジュアルノベルからインスピレーションを得ている。プレイヤーはラマの靴を通して、インドネシアの活気ある文化を体験し、ジャカルタに実在する場所を探索し、友人と交流し、ストーリーに影響を与える選択をすることになる。ジャカルタは、有名なインドネシア人アーティストSoyatu氏による漫画にインスパイアされた見事なアートで生き生きと描かれ、手描きのキャラクターデザインや本物の文化的ランドマークでラマの旅を表現している。また、インディーズバンドL'alphalphaによるインドネシア語のオリジナルサウンドトラック(日本語訳あり)にも注目だ。『Afterlove EP』は、人気作『Coffee Talk』シリーズの生みの親であるMohammad Fahmi氏の構想によるもので、2022年に他界したFahmi氏の遺志を継ぎ、Pikselnesiaチームが彼の夢を実現させた。インドネシア人だけで構成されたこのチームは、インドネシアのユニークな文化を強調し、ゲーム開発、アート、音楽における地元の才能を実直に紹介することに努めている。『Afterlove EP』は、Fahmi氏の作品にオマージュを捧げるものとなっており、Pikselnesiaチームの努力の結果、Fahmi氏の遺産を世界中の人々と分かち合うことが可能となった。PikselnesiaについてPikselnesiaはインドネシアの完全リモートスタジオで、チームはインドネシア全土に広がっている。『Coffee Talk』や『What Comes After』のクリエイティブ・ディレクター、Fahmi氏の遺志を継ぐこのチームは、ビデオゲームを通じて、パーソナルで感情的なストーリーを伝え、ユニークなアートスタイルで行ったことのない場所にプレイヤー連れて行くことを目指している。ウェブサイト: fellowtraveller.games/afterlove-epFacebook: facebook.com/pikselnesiaX(旧Twitter): x.com/pikselnesiaFellow TravellerパブリッシャーセールFellow Travellerは現在、Nintendo SwitchとSteamでパブリッシャーセールを開催しており、『Citizen Sleeper』、『Genesis Noir』、『Neo Cab』など、受賞歴のあるタイトルが多数セール対象。以下は日本語に対応したFellow Travellerのゲームのリスト。- Citizen Sleeper- Framed Collection- Genesis Noir- Hacknet- In Other Waters- Kraken Academy- Neo Cab- No Longer Home- Paradise Killer- The Church in the Darkness- The Stillness of the WindFellow Traveller GamesについてFellow Travellerは、ナラティブゲームの可能性を追求するインディーゲーム制作レーベルです。2012年の設立以来、私たちはストーリー性を核とした一風変わったゲームに取り組む先駆的なゲーム開発者を探し出し、提携してきました。惑星間資本主義の廃墟を舞台にしたTRPGインスパイア系ゲーム『Citizen Sleeper』、生死の決断を迫られる極地探検サバイバル・ストーリー『The Pale Beyond』、ビッグバン前後を舞台にしたノワール・アドベンチャー『Genesis Noir』、異世界の容疑者が登場するマーダーミステリー『Paradise Killer』などをご存知の方も多いかもしれません。驚きのゲームと一風変わった物語の世界へ、私たちと一緒に旅に出かけましょう。ウェブサイト: fellowtraveller.ga...
暗黒物質の探索は最終章に入りつつあるようです。
アメリカのサウスダコタ州にある超高感度暗黒物質検出器「LUX-ZEPLIN(LZ)」を擁する研究チームによれば、暗黒物質の最有力候補とされる「WIMP」の探索を280日間に及び行ったものの、何ら痕跡もみられなかったと発表されました。
暗黒物質は宇宙の質量の85%を占めると推定されており、現在の物理学の理解は暗黒物質が存在することを前提に成り立っています。
研究チームのスポークスマンは「諦めるのはまだ早い」とする一方で、今ある検出器LZによる探索と、計画中の次世代検出器のXLZDによる検出の両方が失敗した場合「WIMPは終わりだ」とも述べています。
暗黒物質はかつてのエーテルのように否定されてしまうのでしょうか?
研究内容の詳細はTeV粒子天体物理学会議とLIDINE会議の2つの物理学会議で発表されました。
目次
暗黒物質を探す試みは全て失敗しているWIMPの否定は新理論の夜明けに繋がる
暗黒物質を探す試みは全て失敗している
暗黒物質は、数多くの天文学的観測を説明するための「説」として想定されています。
この説によれば、暗黒物質は宇宙の質量の85%を占めており、宇宙の中で質量の集中する銀河や星団のような場所には特に高密度で存在するとされています。
また暗黒物質による重力は、銀河の中を巡る星々が遠心力で外側に飛び出てしまうのを防いで
...moreいると考えられています。
暗黒物質を探す試みは全て失敗している / Credit:Canva . 川勝康弘
また一部の研究では、豊富に存在する暗黒物質をエネルギー源にした「暗黒星」が存在する可能性についても言及しています。
しかし肝心の暗黒物質の正体については謎に包まれていました。
暗黒物質の「暗黒」の部分は、この物質が光や通常の物質とはほとんど相互作用せず検出が非常に困難であることに由来しています。
ただ全くアテがなかったわけではありません。
1980年代以降の40年に及ぶ理論研究により、暗黒物質の最有力候補は「WIMP」であると予想されていました。
WIMPとは超対称性理論の考えとして提唱されている粒子です。
超対称性理論では宇宙の物質を構成するあらゆる基礎粒子には、その対称となる粒子が存在すると考えており、WIMPはその中でも最も軽く、その質量は水素原子の10倍から1000倍と考えられています。
また理論通りならWIMPは極めて弱い核力によってのみ通常の物質と相互作用し、1平方センチメートルの断面を毎秒およそ10万個のWIMPが通過していると考えられていました。
そのため十分な感度を持つ検出器ならば、その存在を観測できると考えられていました。
しかし既存の検出の試みは全て失敗しており、WIMPの存在を疑う声も出始めています。
そこでアメリカでは、これまでで最も高感度な検出器としてLUX-ZEPLIN(LZ)が建設されました。
LZはマイナス98℃まで冷却された7トンの液体キセノンに満たされた巨大容器と494個の光センサーから構成されており、放射線から保護するため地下1.5kmに設置されています。
理論通りならばWIMPはマイナス96℃のキセノンと相互作用するはずです / Credit:Status of the LUX-ZEPLIN Dark Matter Experiment
WIMPが理論通りの性質を持つならば、上の図のようにキセノン原子核に衝突した時に光を放出するはずだからです。
LZは2022年に初のデータ取得フェーズを完了し、現在においても探索が続けられています。
しかし2024年8月26日に発表された報告によれば、280日間の探索でも、WIMPが全く検出できなかった、とのこと。
さらに衝撃的だったのは、今回の調査によりWIMPは高い確率で、水素原子の10倍を超える質量ではないことが示されたことにあります。
先に記した通り、これまでWIMPの質量は水素原子の10~1000倍であると考えられていました。
そのため今回の結果は、これまでWIMPの可能性があると提示されてきた粒子や、関連する多くのアイディアを否定することになりました。
その中には宇宙には水素原子の10倍以上の重い暗黒粒子の対消滅で発光する「暗黒星(ダークスター)」が存在するとするアイディアも含まれています。
(※水素原子の10倍以下の軽い暗黒粒子で構成された暗黒星の可能性はまだ否定されていません)
ただLZチームのスポークスマンは「諦めるのはまだ早く、今回の結果によって暗黒物質の性質についてさらに厳しい絞り込みができるようになった」と述べると共に研究結果について「もしWIMPが魔法の魚ならば、私たちはこれまで海の75%を探索したことになる」と例えています。
さらに「暗黒物質を見つけられないことに関して私たちは世界一だ」と前向きなコメントを残しました。
というのも物理学の分野において「○○をみつけられないことに関して世界一」というような測定感度に関わる皮肉は、必ずしもネガティブなものにはなり得ないからです。
たとえば重力波の測定において近年大きな成果を上げているLIGOもかつては「重力波以外ならなんでも検出できる測定器」と、その高感度について皮肉を込めて呼ばれていました。
研究者たちは今後2028年に終了するまで合計1000日間の観測を行う予定です。
また現在、LZを遥かに上回る性能を持つ次世代検出器XLZDのプロジェクトも計画されています。
では、それでもWIMPがみつからなかった場合、どうしたらいいのでしょうか?
WIMPの否定は新理論の夜明けに繋がる
WIMPがみつからない場合、それは何を意味するのか?
答えの1つとして、暗黒物質には複数種類が存在しており、これら隠れた領域にいる粒子には既存の常識にない力や相互作用を行っている可能性があげられます。
そのため既存の理論的で予想される1平方センチメートルあたり毎秒10万個の暗黒粒子が通過するという前提そのものが崩れ、キセノンを利用した検出方法の有効性が大きく低下するでしょう。
このような複数の未知の粒子は、通常の物質とかかわることなく独自に暗黒核や暗黒原子を生成し、見えない世界を形作ると考えられます。
あるいはWIMPに次いで有力と考えられていた、電子の1000億分の1という軽い質量を持つ粒子「アクシオン」や超対称性理論において重力の超対称パートナーとして予測されているグラビティーノの可能性も高まるでしょう。
あるいは、修正ニュートン力学(MOND)など暗黒物質への依存度が低い新理論の正しさが証明されるかもしれません。
通常のニュートン力学では、距離が遠くなるにつれて重力が同じペース(距離の2乗の反比例)で減少していくと考えられています。
修正ニュートン力学を使えば暗黒物質への依存した説明をある程度回避可能です / Credit:clip studio . 川勝康弘
一方、修正ニュートン力学(MOND)では遠距離においては、重力の弱まるペースが遅くなり、想定していたよりも多くの影響を及ぼすと考えています。
この理論が正しければ「銀河外縁の星々が遠心力で銀河の外に飛び出してしまわないのも銀河中央にある超大質量ブラックホールの重力が、銀河外縁で想定よりも強いからだ」という結論になり、暗黒物質による重力の影響をかなりの程度、排除可能です。
実際2024年に行われた研究では、連星の動きについて暗黒物質の理論と修正ニュートン力学の対決が行われ、修正ニュートン力学の優位性が示されました。
ニュートンとアインシュタインの重力理論が崩壊している連星を発見!
これまでの科学史において、既存の理論が観測によって否定されるときには、常に新理論が現れ大きな飛躍をもたらしました。
ニュートン力学からアインシュタインの相対性理論への飛躍、古典物理学から量子力学への飛躍などがいい例でしょう。
暗黒物質としてのWIMPの否定、あるいは暗黒物質そのものの否定は、今後どんな新理論をもたらすのでしょうか?
全ての画像を見る参考文献Does dark matter exist? World’s most sensitive detector LUX-ZEPLIN fails to find WIMP particlehttps://www.abc.net.au/news/science/2024-08-27/dark-matter-lux-zeplin-wimps-physics/103581842元論文Status of the LUX-ZEPLIN Dark Matter Expe...