「一大プロジェクト」とは?

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在日コリアン映画監督が見る米朝首脳会談「期待も絶望もない」 - 06月16日(土)11:00 

「なんかね、会いたくても会えない家族の写真ばっかり壁に貼ってたので。これはいかん、これじゃ母は寂しさが募るばっかりやと、最近やっと気がつきまして」   大阪市生野区にある1軒の住宅。たくさんの古い写真が飾られた部屋の壁を見回しながら、彼女はこう言って笑った。   カメラ越しにこちらをじっと見つめる少年たち、レンズを向けられはにかむ女の子、たくさんの勲章を胸元に下げ誇らしげな壮年の紳士……色あせたそれらの写真に数枚、真新しいプリントが交じる。   「それで、慌てて現在の私たちの写真を貼ったりして。ね、オモニ(お母さん)、そうやんなぁ」   年老いた母は、娘の問いかけに「うん、うん」とうなずきながら、膝の上に置いた絵本のページを繰る手を止めようとしない。   「なぜか今年に入って、母は絵本にハマってて。何時間でも読んでます。アルツハイマーが少しずつ進行してきていて、読んだそばからストーリーは忘れてしまうんだと思います。だから、何度読んでも新鮮で楽しいみたいで」   優しい眼差しで母を見つめていた彼女。おもむろにビデオカメラを手にとりレンズを母に向けた。   映画監督・ヤン ヨンヒさん(53)。自らの家族を撮ったドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』や、安藤サクラ、井浦新らが好演した劇映...more
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在日コリアンの映画監督ヤン・ヨンヒ 兄は北朝鮮で暮らす - 06月16日(土)11:00 

自らの家族を撮ったドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』や、安藤サクラ、井浦新らが好演した劇映画『かぞくのくに』など、在日コリアン2世の映画監督・ヤン ヨンヒさん(53)がメガホンを取った作品は、国内外の映画祭で高い評価を得てきた。   今年春には、自身の大学生活をモチーフに書いた小説『朝鮮大学校物語』(KADOKAWA)を出版したばかりだ。   1964年、在日コリアンが数多く暮らす大阪市生野区に生まれたヤンさんは、在日本朝鮮人総聯合会(以下・総連)の幹部を務めていた“アボジ(父)”・ヤン コンソンさん('90年没・享年91)と“オモニ(母)”・カン サンスクさん(87)のもと、熱心な民族教育を受けて育った。   戦後、9万人以上の在日コリアンが、「地上の楽園」と喧伝された朝鮮民主主義人民共和国(以下・北朝鮮)に移住した。「民族の大移動」などともてはやされた一大プロジェクト。総連幹部のヤンさんの父母は、その旗振り役だった。   日本で生まれ育ったヤンさんの3人の兄たちも、'70年代初頭に両親の、いや“祖国”の期待に応えるようにして、海を渡った。   「私が6歳のとき、まず2番目の兄と3番目の兄が帰国したんです」(ヤンさん・以下同)   大阪朝鮮高級学校2年の夏。全国の朝鮮高校から選抜される学生...more
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