朝日学生新聞社主催、SAPIX特別協賛による進学イベント「難関私立中学高校進学相談会」が、2018年5月20日に大阪・梅田のハービスホールにて開催される。関西圏の難関私立中高54校が参加。個別相談のほか受験に役立つセミナーを多数実施する。入場無料、入退場自由。 相談会には灘、東大寺学園、洛南高附属など、関西圏を代表する難関中高をはじめとした54校が参加(4月16日時点)。個別相談ブースや進学相談コーナーにて来場者の個別の相談に応じるほか、学校案内資料コーナーを設置し、私立中高の特色ある教育を紹介する。さらに会場では、SAPIX小学部・中学部による受験相談コーナーなどを設置。中学高校受験に関する最新情報を一度に入手できる場を提供する。 また、会場には2箇所のセミナー会場を設け、参加校やSAPIX、朝日学生新聞社によるセミナーを実施。「灘・開成と考える AI/グローバル時代の子育て」と題した特別講演では、灘の和田孫博校長と開成の柳沢幸雄校長が登壇し講演を行うほか、両者によるパネルディスカッションが行われる。そのほか灘、東大寺学園、洛南高附属による「最難関校の算数・数学で求められる力とは」や、神戸女学院、四天王寺、西大和学園による「女子が伸びる理由、女子を伸ばすコツ」といったセミナーが行われる予定。 イベント自体は予約不要で入退場自由だが、各種セミナーは事前申込制。5月13日までWeb
...moreサイトにて申込みを受け付け、応募多数の場合は抽選となる。◆関西圏 難関私立中学・高校 進学相談会日時:2018年5月20日(日)10:00~16:00(入場は15:30まで)会場:大阪・梅田「ハービスホール」(大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA B2F)参加費:無料、入退場自由※各種セミナーは事前申込制、応募多数の場合は抽選。申込締切は2018年5月13日(日)<参加校>※2018年4月16日現在【男子校】大阪星光学院、海陽中等教育学校(資料参加)、甲南、甲陽学院、淳心学院、清風、東大寺学園、灘、函館ラ・サール、報徳学園、北嶺、洛星、六甲学院【女子校】大阪女学院、大谷、小林聖心女子学院、甲南女子、神戸海星女子学院、神戸女学院、四天王寺、親和、帝塚山学院、同志社女子、武庫川女子大学附属【共学】愛光、大阪学芸、大阪桐蔭、開明、関西大倉、関西大学第一、関西大学北陽、関西学院、金蘭千里、公文国際学園、神戸龍谷、香里ヌヴェール学院、国際高専(ICT)、三田学園、四條畷学園、四天王寺学園、自由の森学園、須磨学園、清風南海、高槻、智辯学園奈良カレッジ、智辯学園和歌山、帝塚山(併学)、同志社香里、奈良学園、西大和学園、雲雀丘学園、桃山学院、洛南、立命館宇治【関連写真】【中学受験2019】灘・東大寺など関西54校参加「難関私立中学高校進学相談会」5/20■関連記事【中学受験2019】関西最大級「私立中高等学校進学相談会」4/29【中学受験】大阪府内の全私立中62校が参加、セミナーや個別相談4/30【中学受験2019】洛南・洛星など23校参加「KYOTO私立中学校フェア」4/22【中学受験2018】日能研「結果R4偏差値一覧」首都圏・関西・東海
「冒険する長崎プロジェクト」実行委員会は2018年4月9日、子育て世代に向けた体験型観光の紹介および促進を目的とする「冒険県 冒険する長崎プロジェクト」を発足した。長崎県全体を「冒険マップ」に見立て、子ども向けの文化・自然体験を「冒険アクティビティ」としてWebサイトに公開する。公式サイトの本格オープンは4月18日を予定している。 「冒険する長崎プロジェクト」は、長崎県観光連盟、長崎県オールトヨタなど、長崎の体験型観光活性化を図る有志が集い始めた取組み。子どもたちに長崎県内で楽しめる「良質な原体験」情報を提供するとともに、県内21市町村と連携した「冒険アクティビティ」を県内外に向けて発信する。 今後、情報は「冒険県 冒険する長崎プロジェクト」Webサイトで随時更新していく予定。本格的なスタートは4月18日を予定しており、公式番組やSNSの開設、ポスター掲示などで認知拡大を進める見込み。 合言葉は「ワクワクを探しに出かけよう」。冒険アクティビティを取材し、年間で150か所以上の情報を掲載するとしている。【関連写真】長崎県は「冒険県」 体験型観光紹介サイト4/18始動■関連記事「リットル」表記で見る今昔、新年度を迎える子の親が知っておくべき3つのこと【高校受験2018】長崎県公立高入試の志願状況・倍率(確定)長崎西(普通・理系)2.5倍、長崎北陽台(普通)1.4倍ほかN高と長崎五島市
...moreが連携、中高大学生向け「離島教育プログラム」開発【話題】なぜ歩き続ける?謎の男子…英進館CMが面白い
料理人・陳建一が出演する日本マクドナルドの新TVCMが3日より放送開始。 「実はマクドナルドが大好き」という陳が、マックの人気シリーズ『グラン』の魅力を“料理人目線”で語っている。 『グラン』は「本格肉厚ビーフ」と「ふわふわバンズ」が特長の3種類のビーフバーガー。 昨年4月、レギュラー商品のおいしさに徹底的にこだわる「おいしさ向上宣言」の第三弾として登場。 料理バラエティ『料理の鉄人』(フジテレビ系)で絶大な人気を誇った陳が『グラン』好きの一人としてTVCMに登場し、「バンズはふわふわ、肉は肉厚でジューシ...
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土曜夜8時のお笑いを20年以上引っ張ってきた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)が3月31日(土)、ついにその幕を下ろした。番組ラストは、メンバー17名全員がスピーチをし、岡村隆史も涙ながらに感謝の気持ちを吐露し、感動的な終幕を見せた。ORICON NEWSではめちゃイケメンバー全員にリレーインタビューを実施していたが、その中で度々出てきていたのが番組の総監督を務める片岡飛鳥氏への“感謝”の言葉。『めちゃイケ』において片岡氏の存在は絶対であり、90年代以降の日本のバラエティー番組を牽引してきた最重要人物でもある。めちゃイケ=片岡飛鳥氏がテレビ界に残した功績とは?
【貴重写真】(200枚)めちゃイケ名場面・名キャラプレイバック
■岡村らメンバーからも畏敬の念、バラエティーの基礎を全て叩き込んだ父であり先生
同番組の放送枠は土曜8時。土8時といえば、『オレたちひょうきん族』(1981年から8年間)、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(1990年から3年間)、またTBSでは『8時だョ!全員集合』(1969年から16年間)、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(1986年から6年間)と、伝説的お笑い番組が数多く放送されていた時間帯だ。そんな中で『めちゃイケ』の放送期間は22年間。これは同枠同時間帯では最長だ。
めちゃイケメンバーへのインタビューでは、片岡飛鳥
...more氏の名前が度々登場する。『めちゃイケ』のプロトタイプとなる『とぶくすり』から片岡氏と苦労をともにしてきた岡村は「海のものとも山のものともわからなかった僕らと、心中する覚悟でやってきてくれた人」と述懐。矢部浩之は「みんな若い頃からやってきたから、『めちゃイケ』が“学校”で飛鳥さんが“先生”ってよく言ってた」と明かし、片岡氏へのリスペクトをそれぞれ口にした。
「番組を振り返るうえで外せない中心人物であり、『めちゃイケ』を『めちゃイケ』たらしめたのは、紛れもなく総監督の片岡飛鳥氏」と話すのはメディア研究家の衣輪晋一氏。「片岡氏は“謎”の多い人物で、番組でもたまに声だけは入ることはあっても、その姿はメディアではほとんど見られません。テリー伊藤しかり、マッコイ斉藤しかり、有名な番組プロデューサーは何らかの形でテレビに出ることが多々ありますが、片岡氏はほぼ完全に裏方に徹した人であり、各方面から、“数少ない昭和のテレビ屋気質のプロデューサー”という声も聞かれます」(衣輪氏)
■若手芸人を愛し、若手芸人が 輝くフォーマットを“発明”
片岡氏は1988年にフジテレビに入社。下積み時代に『おれたちひょうきん族』のスタッフに。ダウンタウン、ウッチャンナンチャンが出演した伝説的深夜バラエティー『夢で逢えたら』といった番組にもスタッフとして参加した。『笑っていいとも!』のタモリと客との掛け合いの定番だった「そーですねー!」などは片岡氏の発案ということも知られる。その後『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』を経て、“めちゃイケ”のプロトタイプとなった『とぶくすり』がスタート。以降は、ナインティナインや極楽とんぼ、よゐこらとの深い信頼関係が続く。
「フジテレビは1981年にキャッチコピー『楽しくなければテレビじゃない』を打ち出し、翌年から『軽チャー』をテーマに次々と人気バラエティ番組をスタートさせました。結果、1987年には全日視聴率1位を達成。片岡氏は、そのノリにノッたフジテレビを90年代にさらに押し上げた立役者であり、同キャッチコピーを体現した一人。そしてある“発明”をも果たしたのです」(衣輪氏)。その“発明”とは、「めちゃイケの“パッケージ化”」だ。「例えば、個々が前に出たい若手お笑い芸人を束ねる。テロップを入れるタイミングやワードのこだわり、随所に入るナレーション。また、感動とお笑いを組み合わせるバラエティードキュメンタリーの要素。視聴者にも分かりやすい形で番組の空気感を作り、ワンシーンを見ただけで“これ、めちゃイケっぽいね”と分かる番組作りを行いました」(同氏)
矢部浩之は片岡氏を次のように語った。「“めちゃイケ”は早い段階で“岡村隆史を神輿に乗せてみんなで担ごう”っていうフォーメーションになりました。最初に番組に集められた時は、みんな若いしギラギラしているから、誰もが真ん中に立ちたいに決っているんですけど、飛鳥さんが作ったフォーメーションをかなり早い段階で受け入れてくれたんです」。そのパッケージ=めちゃイケっぽさは、片岡飛鳥総監督による『27時間テレビ』でも発揮された。これまで『めちゃイケ』チームが担当してきた『27時間テレビ』は、2004年が平均視聴率16.9%・瞬間最高32.7%、2011年が平均14.0%・瞬間最高29.8%と、いずれも高視聴率を記録している。そして番組を“パッケージ化”する流れは、他番組、他局も踏襲していくことになる。
■若手主体の成長型バラエティーを確立、その精神は後進番組にも継承
若手芸人主体でその成長過程すらもバラエティーに昇華する手法は、後進の番組にも受け継がれた。キングコング、ロバート、ドランクドラゴン、北陽、インパルス、準レギュラーのいとうあさこ、バカリズム、平成ノブシコブシなどを起用した『はねるのトびら』(2001年~2012年)。ピース、ハライチらを起用した『ピカルの定理』(2010年~2013年)。片岡氏と『めちゃイケ』の原点ともいえる『新しい波』シリーズもそうだろう(8年ごとに新たなお笑いスターが誕生するという“お笑い8年周期説”を体現した番組で、2017年『新しい波24』で終了)。片岡氏は『めちゃイケ』以降のバラエティーにも「監修」や「企画統括」といった立場で関わってきており、フジテレビ=バラエティー王国を作り上げた功労者と言える。
だがここで疑問が浮かぶ。フジテレビが誇る名物バラエティー番組に多数関わってきた片岡氏。だが『夢で逢えたら』以降、なぜかダウンタウンとは接点がほとんどないのだ。放送作家の高須光聖氏のオフィシャルサイト「御影屋」に片岡氏との貴重な対談記事が掲載されており、そこで片岡氏は次のように語っている。「“夢逢”は、最初からお笑い体力持ってる人達ばかりが集まっていた。本当に、全員が全員すごかった。 でも“めちゃイケ”は、“夢逢”とは違う」。――つまり、若手だったとはいえ完成された天才芸人であった松本人志を見て、「新人・若手芸人の育成」の方へと力を注ぐことにディレクターとしてのオリジナリティーを見出したのではないかと推測される。
■転換期だからこそ新たなアプローチのテレビマン出現に期待
「どの局にも名物プロデューサーやディレクターはいます。テレビ朝日で『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』などを手掛ける加地倫三氏や“ナスD”の愛称でも知られる友寄隆英氏。テレビ東京で『ゴットタン』などを手掛ける佐久間宣行氏。また日本テレビ『エンタの神様』などの五味一男氏やTBS『水曜日のダウンタウン』などの藤井健太郎氏。問題は彼らがすでに局の偉い人かつベテランであり、若い世代の“後継者”が不足していること。職人気質なゆえに、いい番組を作る事にまい進し、自分ならではの手法を築き上げた彼らですが、テレビの未来のために今後は若手芸人だけでなく、後進の育成にもさらに力を注いでほしい」(衣輪氏)
先述の高須氏との対談でも、片岡氏は後進の育成について言及している。片岡氏は「ディレクターは全てを説明できなければいけない」という信念のもと、細部の設定にもこだわった。その結果、タレント側にも、後輩のテレビマンたちスタッフ陣にも片岡イズムが浸透。そうして“最高の番組パッケージ”が出来上がったことが窺える。これらは模倣しやすく、多くの追従者を生んだ。しかし模倣は模倣でしかない。模倣はオリジナルのクオリティには遠く及ばない。衣輪氏は「そんな、“最高のパッケージ”であっためちゃイケが終了するということは、これまで続いてきたバラエティ番組の手法はゼロに戻ったとも言えます。ある意味、バラエティー番組の歴史の転換期ともいえる出来事。そしてこれは“バラエティー王国=フジテレビ”の復活のチャンスであるかもしれない。制作現場を見ても、フジテレビには沸騰寸前の底力が、その時期を今か今かと待っているように感じられるのです」と語る。
全編新撮、放送内容も「危険な企画を詰め込みました」とうたった最終回5時間スペシャルでは、しりとり侍、Mの三兄弟といった過去に苦情が殺到した企画までも多数復活。ビートたけし、明石家さんまいった大物ゲストも登場し、番組ラストでは、総監督...